2011/01/16

ibook G4にUbuntu 10.10をインストールしてみた

ibook G4にUbuntu 10.10をインストールしてみました。OS X 10.3で動くソフトが少なくなってきたので、ここでLinuxに乗り換えて延命を図りました。結構さくさく動いて、お勧めですね。昔挑んだときは無線LANカード(AirMac)が認識されずに、結局OS Xを入れ直しましたが、今回はドライバーが対応してました。

以下のリンクからPower PC用のisoイメージをダウンロードしました。isoイメージはディスクユティリティー→ディスク作成すると、インストールメディアが作成できます。
Ubuntu 10.10

後はメディアをibookに入れて、「c」を押しながらブートするとインストール画面が現れます。ここですでにLinuxの体験ができる仕組みになっていて、ここでちゃんと動けばインストールした後も問題なく動くのでしょう。「Install Ubuntu 10.10」のアイコンをダブルクリックすると、インストールが始まります。

インストールを進めると、インストールする時にインターネットの接続を確保せよとでますが、ネットワークの接続がなくてもインストールできるのでそのまま進めても問題ありません。無事インストールが終わると、Linuxが起動します。この時点ではAirMacがまだ認識できていないので、有線LANを接続してOSのアップデートと、言語セットのアップデートだけやりました。

アップデートをすると、AirMacのドライバーをインストールする旨を聞いてくる(上のタスクバーにアイコンがでる)ので、インストールすると無線LANが使えるようになります。ネットを見ると、ハードウェアマネージャーなるものがでると書いてあるのですが、なぜかそれが管理者メニューにでてこない。10.10になって仕様が変わったのかな?

快適に動くUbuntuですが、正式版のAdobe Flashに対応していないので、gnashというオープンソースのFlash Playerを入れました。Firefoxのプラグインも用意されているのですが、再生すると途切れ途切れになってしまって、実質みることができません。ここだけちょっと残念。

あと、Skypeも使えません。Linuxバージョンは用意されていますが、i386プラットフォームでないとインストールできません。こんなところでもPower PCはサポート打ち切りになっているんですねぇ。

その他もPower PCだと動かないものがたくさんありそうですが、OS X 10.3よりは選択肢が広いかなと思います。メインマシンにするというよりは、眠っているibookで遊ぶくらいの気持ちでいた方がよさそう。


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<追伸>
今日は朝起きたら雪が積もってました。ですが、天気は快晴。雪が溶けてしまうのが、嬉しいような寂しいような。ちょっと表を歩いてみましたが、ふかふかの雪で気持ちがよかったです。野良猫の足跡を追ってみたところ、道ばたにおいてあった小さい雪だるまを大きくよけていたのが面白かった。



クリックで救える命がある。