2011/03/20

ブログの意義とは

最近ブログがTwitterなどに移行しつつあるように思います。4年前くらいまでは、個人で情報を発するツールとしてブログが大流行しました。その時はインターネット上の情報ってのがまだまだ整っていない状態で、個人が発掘してきた情報ってのがかなり意味があった時代でした。ですが、今はかなりのカテゴリーで「ちゃんとしたところがちゃんとした情報をだす」ようになったので、個人が発する未検証の情報ってのがあまり意味をなさないようになっています。僕がよくみるGizmodeとかは、Gizmode Japanの内容が充実してて、もはや僕が翻訳する意味もなくなっています。Gigazineとかも割とまとまった情報を流すし、はてなブックマークを見ていれば話題のトピックとかすぐにわかります。無論、個人の日記とか体験記とかは読んでて面白かったりするのですが、最近はそういうの減ってきましたね。個人ブログの情報は、どこかの大手の情報の切り抜きみたいになってきているってのが現状なんじゃないかな。

ツールが変わったこともあり、最近は個人が発する情報に求められるのは「リアルタイム性」なんじゃないかなと。ちゃんとまとまった情報ではなく「今ここでこれが起きている」という大きな波のような情報を形成する一部となるのが大事なんじゃないかなと。なのでTwitterは割と浅く広く、Facebookはやや深く狭くリアルタイムな情報を流せるところに意義があるような気がします。

では、この時代を迎えて「ブログって一体何すりゃいいの?」って思うんですが、僕としてはブログは「TwitterやFacebookへと導く扉」のような存在であればいいのかなと。まあ、ちまちまと日々見つけた情報を流すってのもそれはそれで意味があるように思いますが、やっぱりブログってある程度書くことをまとめる必要があるので結構大変です。芸能人のブログとかもはや更新されていないのは、やっぱり面倒だからなんだと思います。

このブログを見てもらうのは僕としてはすごく意味のあることですが、情報の鮮度としてはTwitterを眺めてもらった方がいいような気もする。気になるアイテムについて何かもの申したい時とかは、140文字じゃ足りないのでここで書いていますが、外部のちゃんとしたサイトを参照することが多くなりましたね。まあ、ブログやめるわけじゃないけど、そろそろ形態を変えていくときなのかなと思います。

時代って変わるもんだね。