2007/09/28

今と昔の1GB

左が20年前のIBM製 1GB HDDで、右が1GBのSDカード。



20年の月日を感じますね。HDDって言うか、車のブレーキパッドみたい。

メモリーカードも年々大容量になっていってますが、今から20年後はどういう状態になっているのだろうか?半導体の集積化が進んで、CPUのキャッシュやフラッシュメモリーが大容量になっていれば、HDDによる仮想メモリー空間はシステムとして必要なくなってくるのかもしれない。今でもフラッシュから起動できるノートPCがあるくらいだし。20年後は、きっと今のSDカードの大きさに「CPU+メモリー+GPU+通信モジュール+etc」全部入ってますよ、みたいな時代になっているような気がする。

HDDは、純粋にバックアップ目的だけに使われるようになっているのかもしれない。サーバーとかではまだまだ用途がありそう。

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<追伸>
将棋界で有名な羽生善治さんの著作「決断力」を読んでみた。僕は将棋とか全くダメで、小学校の頃同級生にこてんぱんにやられてから一度もやったことがありません。将棋には興味ありませんが、一流の棋士が対局中に何を思ってるのか、どういう駆け引きがあるのか、というのを具体的にイメージすることができて面白かった。将棋って、長くやってる人が勝つものだと思ってたけど、経験だけでは今の時代は勝てないらしい。相手を研究したり、戦術を研究したりするのは最低限の話で、勝敗を分けるのは終盤でも安定した思考を保ち、正しい決断を導くことができる体力と精神力なんだとか。羽生さんは世間では「天才」と呼ばれているが、才能もさることながらかなりの努力家である。

2007/09/27

新入社員の為の報告書の書き方

僕は自分のやった業務について、常に報告書を書く様にしています。報告書は上司の承認とかももらわなければならないので、億劫だと感じる人も多いと思いますが、自分がやったことを形に残すのは重要なことです。報告書を書くには、内容をちゃんと理解する必要があります。その為には、細々としたところを調べ直したりする必要があるので、ちょっと面倒ではありますが、やったことの内容について改めて理解が深まりますし、新しい発見をすることも多いです(データが違ってて冷や汗が出る時もありますが・・・)。なにより、やったことが形に残ると達成感があります(終わった〜って感じ)。

新人時代には、どう書けばよいのか?というのがなかなか定まらないかと思いますので、僕が普段使っている報告書のテンプレートをご紹介してみます。会社の風土や上司のスタイルによって、多少修正が必要な部分もあるかと思いますが、僕は2社でこれを使って特に問題にはなってません。これをきっかけに、自分の書きやすいスタイルを構築してみてください。

【報告書テンプレート】
目的
目的は簡潔に書きます。目的がぼやけてると、読者に何も伝わりません。どういう背景でなにをしようとしているか、具体的に書きましょう。5年後に自分が見た時に、何をしようとしていたかわかるように書くのがコツです。

結論
目的に対して、なにが言えるのかを書きます。どういう効果が得られるのか、もしくは得られないのか等。これも簡潔に。何個もある場合は箇条書きで。

結果
内容によっては結論だけで閉じることも可能だと思いますが、僕の場合は実験結果や検討結果がほとんどなので、最終データや比較結果などを書きます。

考察
業務を通じてわかったことや、これからの課題などを書きます。
------ここまでで1ページにまとめる------
詳細
詳細の概要
1ページ目で書き切れない部分を、ここでは存分に書きます。説明したい内容がいくつもある場合は、何と何を説明するという旨を冒頭に書いておきましょう。ここを起点に、読者が以下の詳細の必要なところにジャンプできるように、何を何章で説明するかという道しるべを作る為です。

概要1
 詳細1

 内容は上の詳細の概要とリンクするように書きます。
概要2
 詳細2

------テンプレート終了------

【報告書を書くときのポイント】
・なるべく箇条書きにする
・文章は簡潔に
・各項目の内容が前後の内容とリンクするようにする
・概要→詳細、の流れを常に持つ
・先ずは項目から書いて、全体の流れを作る
・図・表は必ず文章中で参照を促す

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<追伸>
moo.comのミニカードを最近よく配る機会があるのですが、レスポンス率は未だ0%。多分みんな面倒なんだろうね、登録が。こうなったらレスポンスが来るまで、配り続ける!

2007/09/26

Magic:The Gatheringというゲーム

Eye of Judgementを調べてたら、どうやらこの手のゲームの本家はMagic:The Gatheringだということがわかった。


Magic:The Gatheringは、土地カードと魔法等の攻撃カードを組み合わせて遊ぶゲームというところまでわかったが、結構ルールが難しい。タカラのHPに詳しい説明があるが、それを見ても全部は理解できなかった。解説によると、

・お互い20ポイントのライフを持っていて、これを魔法で削りあって0になった方が負け
・土地カードは魔法等を使う為の「マナ」を持っていて、適切な土地カードが場にあると、所望の魔法が使って相手を攻撃できる
・強いカードは、たくさんの「マナ」が必要らしいので、必ずしも強いカードを持っている方が勝つとは限らない
・カードを使用して、相手の攻撃を防御できる

細かいところは、やってみないとわからないかな。結構緻密な戦略が大事のようで、将棋やチェスみたいな感じらしい。世界大会もあるそうだ。

自分の持っているカードを自由に組み合わせて闘う事ができるので、なかなか面白そう。試しにスターターセットでも買ってみようかな。二人分のカードが入っているので、すぐ始められそう。

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<追伸>
そろそろiPod Touchが届くはず。刻印サービスを使ってしまったが為に、少し遅くなるとのこと。多分今週末くらいかな。いやぁ、楽しみだ。

2007/09/25

PS3のEye of Judgmentが面白そう

今度PS3用に発売される「Eye of Judgment」というゲームがなかなか面白そう。


カードを実際に並べて遊ぶゲームで、ボード上に並べたカードを付属のWebカメラで取り込んで、それが画面上に現れるという仕組みのようです。ゲームセンターのカードゲームみたい。ハードの規模的には、Xboxの「鉄騎」並かも(面白かったが、リアルすぎて操作がやたら難しかった)。

最初に30枚カードが付属してて、今後拡張パックなども発売されるみたいです。例によって、強いキャラとかヤフオクで値段があがったりするのか?カードに手をかざしたりすると、そのキャラクターが画面上で動いたりするそうです。ちょっと、愛着が湧きそうですね。

ゲームとしては、9x9のフィールドにカードを置いて、先に5マス制圧した方が勝ちというルール。キャラクターによっては、1マス向こうの敵を攻撃できる、とかいろんな特徴を持っているようです。ネット対戦もできるようなので、単発に遊べてよさそう。

PS3はゲームが少ないので、こういう楽しそうなやつをこれからバンバンだして欲しい。Amazonポイントも溜まってるので、買ってみるかな。

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<追伸>
先日始めてPS3でFolding@HOMEを走らせてみた。Folding@HOMEは、タンパク質の畳み込み計算を分散処理するプロジェクトです。プログラム自体がコンピューティングパワーを最大に使うらしく、PS3の発熱量がものすごかった。恐らくSIMD化しまくって、SPE8個全てDynamicに使って、Cellの性能を100%使用したプログラムになっているのでしょう。ソースコードが公開されてれば見てみたいもんだ。確か1ペタflopsを達成したというニュースを聞いたが、これなら行くかもなぁ。

2007/09/23

Gmailの知られていないちょっと便利な機能

Gmailブログを読んだら、Gmailのちょっと便利な機能が掲載されてたので、僕が気にいった2点をご紹介。

Fromアドレスを任意に設定できる
Gmailの「設定」→「アカウントの設定」→「他のメール アドレスを追加」でメールアドレスを追加できます。アドレスを追加すると、そのメールアドレスに確認コードが書かれたメールが送られてくるので、その確認コードを設定画面に入力すると登録完了です。メールを作成する時に、Fromアドレスを切り替えることができるようになります。僕は複数のメールアドレスを持っていますが、全部一つのGmailアドレスに転送するようにしているので、Gmailからでも適切なFromアドレスで返信できるので便利ですね。

Wordの添付ファイルをGoogle Docs & Spreadsheetsで開ける
Word・Excel・PowerpointのファイルをGoogle Docs & Spreadsheetsで開くことができます。自宅のMacにはOfficeをインストールしていないので、助かります。この前、アメリカにMBA留学してる知人の論文を見せてもらった時に、始めてこの機能を使いましたが、結構便利です。こうなると、いいのか悪いのか分かりませんが、PCがあってWEBに繋がっていればどこでも仕事ができそう。

「これができたらいいな」という機能がちゃんと付いているGmailは、やっぱりかなり優れたツールですね。ツールがどんどんネット上に移動してるので、ローカルのPCはそれほどのスペックがいらなくなってるのかもしれません。

昔Winampがネットワーク上のストレージにMP3を置いて、そのファイルをWinampを使ってストリームで聞けるというサービスをやってました。当時のPCのHDD容量を考えると、なかなか便利な機能だったので、僕は自分の音楽コレクションのほとんどをそこに置いてました。ある日突然サービス終了の通知が届き、当然ローカルにそれらを保存する領域などなかったので、すごくたくさんの音楽ファイルが一気に消えた、という辛い思い出があります。あんまりネットワークのサービスに依存しすぎるのも、危険なのかもしれませんね。大事なファイルはちゃんとローカルに保存しておくべきかな。

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<追伸>
はてなスターを導入してみた。シンプルだけど、機能としてはすごく面白い。これからの発展に期待してます。

新しいMacbookの噂

9to5mac.comによると、新しいMacbookが発売されるという噂があるそうです。


機能・外観・価格が全て一新されるとのこと。これが本当なら、かなり魅力的な製品になりそうですね。

新しいMacBookの機能(噂)は以下の通り。

・黒と白のアルミボディー
・かなーり薄く(MacBook Proよりも薄い)重量が軽い
・液晶スクリーンが画面のエッジ付近まである
・最新のiMacの様なキーボード
・タッチバッドに一工夫がある(詳細はまだ不明)
・価格がかなーりアグレッシブ


僕が所有してるibook G4も化石となりつつあるので、タイミングが合えばというところです(新しいiMacにも興味あるけど)。ibook G4 → Mac Miniと乗り継いでるので、ここらでメインマシンを替えようかな。

僕の大学の図書館には、白黒ブラウン管画面の小型All in Oneタイプ Macがたくさん設置されてました。あれで論文の宿題をやったことがあったな。今思うと、あれが最初に触れたMacです。友人は「机に足が当たったらデータが飛んだ」って文句言ってました。それもまだそんな昔じゃないんですけどね。大学では今どんなマシンが導入されてるんだろうか?卒業する間近は、Dellのマシンがたくさん入ってたので、もしかするとDellと提携かなんかしてたのかも。願わくば最新のiMacがずらっと並んでて欲しい。

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<追伸>
昨日「ほぼ日手帳2008」を購入してきた。今年は使ってなかったんですが、またちょっと使いたくなってきた。それと今から年末までを乗り切る為に、RhodiaのA6ノートも購入。ほぼ日手帳のカバーに収まるサイズで、ちょうどいい。やっぱりRhodiaは書き心地が違うぜ。

2007/09/20

WILLCOMアドエス用のGPSレシーバー

NAVICLIPと同系列の商品で、WILLCOMのアドエス用のGPSレシーバーも発売されている。



W-ZERO3なら、GPSもなんらか意味を持つかもしれない。でも、地図が必要そうなところではPHSの電波が入らなかったりして。これまた使い方が難しい、そしてその割には高い。

最近GPSがいろんな小型端末に搭載されてきている。昔のスパイ映画とかにあった、米粒ほどの居場所探知機も、もうすぐできるのかもしれない。いや、もうできててもおかしくない。インテルが32nmのプロセスを発表してたので、この世代で世界を揺るがす様な製品がでてくるかもしれない。

半導体の微細化もどこまで進むのだろうか?他の媒体がでてくるのか、それとも積層化が進むのか、それともまだまだ微細化を進めるのか。この辺で各社の技術力の差がでそう。生き残るのはどこであろうか。

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<追伸>
GoogleがGoogle Moonでも作りそうなニュースをみた。果たしてアポロ計画の乗り物とかは本当に月にあるのだろうか?本当かウソか、月日が経った今、時代の申し子Googleがそれを解き明かしてくれるかもしれない。

2007/09/19

USBでPCに接続できるGPS「NAVI CLIP」

USBでPCに接続できるGPS「NAVI CLIP」がIOデータから発売されるみたいですね。これは面白い。



面白いけど、使い道が思いつかない。便利と言えば便利だけど、ノートPC持ち歩かないといけないし、ノートPC持ち歩いてる時に、その位置の座標データが欲しいケースがあるかと言われると、むむむという感じ。スマートフォンとかと連携できるといいのだが、最近の携帯はGPSついてるしなぁ。しばらく考えてみて、なんとかこれを生かせるアイデアを思いつきたい。

できることなら、デジカメにGPSを搭載して、写真を取った座標データと一緒に保存できるようにして欲しい。FlickrPanoramioでも地図とリンクする機能がありますが、枚数が多いとどれをどこで撮ったかわからなくなってしまうし、今のところ地図情報の入力は全部手作業なのですごく面倒。

次世代のデジカメはぜひ「GPS搭載+Flickrマッピング対応」にして欲しいと願う。

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<追伸>
この前挑戦したGeocachingがなかなか面白かったので、また近所の別のお宝を探しに行こうと思う。今度こそ見つけてやるぜ。

2007/09/17

メタリカのTABが見つかる「metallica-tabs.net」

僕はエレキギターが好きで、学生時代はよく弾いてました。数多く挑戦してきた中でも、ひときわかっこ良く難しいのが「Metallica」の曲です。ブラックアルバムまでの曲は、よくコピーしてました。


昔はOLGAという、ギターTABのデータベースを利用してましたが、現在は著作権の問題で閉じてるみたいです。OLGAはユーザーが「耳コピ」してTABに落としたものを寄せ集めた、ギタープレイヤーに取っては非常に便利なデータベースだったで、今使う事ができないのが残念です。

久しぶりにTABをインターネットで探したところ、「metallica-tabs.net」を見つけました。メタリカの曲なら、全部TABが見つかります。昔OLGAに登録されていた物もみかけますね。いやぁ懐かしい。

今は音楽ファイルも用意に手に入るし、特定のところをループとか、スロー再生なんかもフリーのソフトでできたりするので、練習教材には事欠きませんね。

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<追伸>
チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術 」という本を読みました。この本自体を二人の著者がWikiやGoogle Calenderを使って、共同執筆したというところが面白かった。便利な情報共有ツールは世の中にいくらでもあるのですが、こういう風にちゃんと使いこなすのがなかなか難しい。特に古い世代の人たちは「わけがわからん」という言葉で一蹴してしまう。ちゃんとツールを使う習慣を、メンバー同士で共通意識として持てればいいんですけどね。まあ、やり方次第なのかな。

2007/09/16

MacをシャットダウンするApplescript

MacをshutdownするApplescriptです。

Script Editorで下記の1行を書いて保存し、Quick Silverで実行すると、システムをシャットダウンできます。

 tell application "System Events" to shut down

キーボードから手を動かさなくて済むので、少しだけ楽。シャットダウン中に、Firefoxの強制終了を頻繁に求められる。Operaよりましだが、原因がわからない(Operaはほぼ毎回強制終了が必要)。

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<追伸>
SupernaturalでDeanが「We lay low.」と言っていた。シンプルな言い方だけど、「おとなしくする」という意味合いらしい。Deanは僕の中では、屈指のスラングメーカーだ。

2007/09/15

留学の想い出「学校編」

僕のアメリカ留学の想い出を、何回かにわけて書いてます。今回は「学校編」を書いてみたいと思います。

入るのは簡単で出るのが難しい?
アメリカの大学は「入るのは簡単で、出るのが難しいんだよね」とよく言われます。確かにその通りですが、すごく勉強が難しくて大変、というわけではありません。普通の大学ならば、普通の学力を持っていれば、普通に卒業できます。しかし、入学の選考基準があいまいなので、勉強が得意でない人がたくさん入学してきていて、そういう人たちが途中でたくさんやめていくので、結果的に「出るのが難しい」ように見えてしまっているだけなのだと思います。僕の大学でも、最初の一年でやめていく人がかなりたくさんいました。無論、有名エリート大学では、入学審査もかなり厳しいという話しです。学校の成績がいいのは最低条件で、その他に「ボランティア活動をしてる」とか、「クラブで良い成績をおさめた」とか、そういう勉強以外のところが評価されて、始めて入学許可が下りるみたいです。

学位を取った方がよいです
日本の大学に籍をおいていて、一年くらいアメリカの大学で過ごして、日本に帰って卒業するという人が多く、僕の様にアメリカの大学でBachelorを取得するのはかなり少数派です。しかし、一年だけって結構もったいないです。一年じゃなにも学べないし、学位も取れないし、英語もあまり上達しません。最低でも、短大でなにかの学位を取得するような留学をお勧めします。

学業と運動は両立できる(つらいけど)
かなりハードですが、運動部に所属することも可能です。僕は陸上部に所属してましたが、1年通して週5の練習で、試合のシーズンだと土曜に大会があるので結構大変。それでも好きなら続けられるでしょう。アメリカの運動部は日本みたいに、4年間通して所属しなければならない、なんてことはなく、結構みんなやったりやらなかったりが多いです。

FraternityとSolority
アメリカにはサークル活動はありません。少なくとも僕の大学ではなかった。みんなそれぞれ好きなことを好きな時に集まってやるという感じ。誰でも参加できるスポーツ大会は、割と頻繁に開催されてます。サークルはないのですが、アメリカにはFraternityとSolorityというのが存在します。一つの大学にFraternity(男の集団)とSolority(女の集団)がいくつもあり、好きなところに所属できます。白人Onlyとか、黒人Onlyとか、結構ろこつに人種でわかれてます。アジア人Onlyとかはなかったな。それぞれのFraternity・Solorityには入団試験があり、試験に合格すると、Fraternityの一員となれます。試験とは、1ヶ月奴隷のようにこき使われたり、目隠ししたままどこかに下ろされて目隠ししたまま自力で自宅まで帰る、とかそんなんです。この集団が何をするかというと、週末に大きなパーティーを開いたりとか、一緒に住んだりとか、違う大学の同じFraternityと集会するとかです。僕はどこにも所属してなかったので、細かいところがわかりませんが、入っていると卒業生のコネがあるので就職とかに役立つみたいです。お互いをBrother・Sisterと呼び合う仲みたいで、結束は固いようです。手っ取り早くアメリカ文化に染まりたいなら、どこかに所属してみましょう。

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<追伸>
今日はGeocachingしてきました。結局お宝は見つかりませんでしたが、GPS片手に宝探しも結構面白いもんです。

2007/09/13

Canonのデジカメハック

キヤノンのデジカメに、特殊なファームウェアをロードして、デジカメの隠れた機能を引き出す方法があるみたいです。今のところ、一部のDIGIC IIが搭載されているPowerShotがサポートされてるみたいですが、DIGIC IIが搭載されているデジカメであれば基本的には適用可能みたいです。でもサポートされてない場合は、フォームウェアダンプとかしなければならないので、結構大変。

参照:How to give your low-end Canon digital camera RAW support

<ファームウェアハックしてできること>
・RAWファイル出力
・ライブヒストグラム表示
・ゼブラモード(画面の露出状態を白・黒・点滅で教えてくれる)
・焦点深度計算
・バッテリー残量表示
・ユーザー作成カスタムスクリプトが走る

<手順1:デジカメのファームウェアのバージョンを調べる>
1)ver.reqというカラのファイルをSDカードのルートディレクトリに保存
2)SDカードを差して、再生モードでカメラを起動
3)Setを押しながら、Disp.を押すとファームウェアのバージョンが表示される


<手順2:ファームウェアの入手>
1)ここから、手順1のファームウェアと同じ型番のファームウェアをダウンロード

<手順3:ファームウェアのロード>
1)SDカードのルートディレクトリにPS.firDiskboot.binを置く
2)SDカードを差して、再生モードで起動
3)Menuボタンを押すと、Firm Updateが現れる

4)Firm Updateを押すとアップデートするかどうか聞かれるので、OKを押す

<手順4:ファームウェアの起動>
1)AシリーズのカメラはDirect Print ボタンを押す、S2 ISとS3 ISはShortcutボタンを押すとハックファームウェアモード(ALTモード)に突入
注意:実際にファームウェア書き代わるのではなく、SDカードからロードされるだけなので、SDカード内のファイルを消してカメラを再度起動すれば元に戻ります。
2)Menuボタンを押して、ハックファームウェア設定を行う。設定内容はここを参照。

下記の手順はおまけです。このファームウェアが気に入ったらやりましょう。これをやると、手順3がいらなくなります。

<おまけ:ファームウェアの自動起動設定>
1)ALTモードに入る
2)Menuを開く
3)Debug Parametersを選択
4)Make Card Bootableを選択
5)SDカードをロックする

6)再生モードで起動すればハックファームウェアが自動でロードされる
注意:2GB以上のSDカードでは、Auto-loadはできません。また、SDカードがロックされているという警告がでても写真はちゃんと保存できます。SDカードのロックを解除するか、SDカード内のDiskboot.binを削除すれば元に戻ります。

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<追伸>
YouTubeに載せたカプチーノを作る動画が現時点で5400viewを突破。

2007/09/11

トーストがメッセージボードになる

トーストにメッセージが書けるトースターがあるそうです。まだ販売されてないみだいですが、いろいろと面白い使い道がありそう。

見た目はこんな感じ。トースターの上部に付属のペンでメッセージを書きます。


さてさて、焼き上がりは???


ちゃんとメッセージが焼き付けられてます。これは面白い。


Sasha Tsengさんがデザインされたそうです。その他にも、いろんな物をデザインしたりしてるみたいですね。

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<追伸>
Fedora Core 6をインストールするが、FTP接続ができない。調べてみるとSE Linuxの設定が、FTP接続した時のホームディレクトリ閲覧をブロックしてるとのこと。ファイヤーウォール設定のところから、SE Linuxタブを選んでFTPの記述があるところのチェックをオフにするとFTPできる。デフォルトで仕込まれてると、なかなか気づけないから、困ったもんだ。

2007/09/10

留学の想い出「暮らし編」

アメリカ留学は、勉強もさることながら、普段の生活も非常にタフなものでした。僕の置かれていた状況は、ちょっと特殊だったのかもしれませんが、参考までにご紹介してみたいと思います。

車はいるの?
アメリカでは車は必須とよく聞きますが、僕は大学時代車を持っていませんでした。それでも生活に不便したことはありませんでしたね。学校へは自転車で行けたし、スーパーも近かったので、逆に車があってもなぁという感じ。それに、どこかへ遠くへ出かけるなんてこともなかったので、車の必要性は感じませんでした。学校が始まると、陸上部の練習もスタートするので、「自宅・学校・陸上競技場・スーパー」の四カ所以外はほとんど行きません。なので、歩きか自転車で生活はできてしまってました。街によっては「歩くだけで危険」みたいな地域もありますが、僕の住んでいたところみたいに「夜中歩いてても全然大丈夫」という地域もあります。この辺はちゃんと事前にリサーチしておいた方がよいです。でも、一般的に大学周辺は平和な所が多いです。

食事はどんな感じ?
僕はあまり外食せず、ほとんど自炊でした。外食は脂っこくて、内容の割には高いので、僕はあまり食べませんでした。その代わり、スーパーの食品は、肉も野菜も日本よりも安かったように思います。カリフォルニアではSafewayというスーパーマーケットが主流です。その他はRalphsとかありますが、まあ内容的にはどこも一緒です。スーパーの食品の中で僕のお気に入りは、「マカロニ&チーズ」です。大体どこのスーパーでも99セントで売ってます。特売日だと、2つで99セント(Buy One Get One Free)だったりします。マカロニをゆでて、同封のチーズパウダーと混ぜるだけで出来上がり、という簡単さの割には結構おいしい。あと、スーパーのDeliコーナーでは、ハムの固まりをその場でスライスしてくれて、それをそのままサンドイッチにしてくれます。確か$5くらいでした。パン、チーズ、ソースをいくつかの種類から選んで自分でカスタマイズできるので、一度食べるとハマります。

ピザは安い!
ピザは非常に安いですね。ラージサイズのピザが$15くらいで、クーポン券があるとこれまた「2枚で1枚の値段(Buy One Get One Free)」という恐ろしいサービスを受ける事ができます。アメリカではイベントがあると必ずピザの出前を取るので、食べる機会はかなりたくさんあることでしょう。また、アメリカでは企業が大学に会社説明会をしに来ることがあり、説明会では必ずピザをふるまってくれます。あまったピザは持ち帰ってもよいので、興味がなくても頻繁に説明会はでてました。最高でラージピザ2箱ゲットしたことがあります(ピザはくれたが、職はくれなかった・・・)。

日本での食生活を求めてはいけない
アメリカで充実した食生活を求めるのは、かなり難しいことです。日本の様にいろんな種類の食材は手に入りません。そういうところにこだわりを持ってる人は、アメリカでは苦労するでしょうね。あと、アメリカは脂っこくて大味な食べ物が多いので、自分で健康管理をちゃんとしてないとすぐ太ります。野菜や果物を十分に取る様にしましょう。幸いどちらも安いですから。僕の友達のコロンビア人は半年で20kg増量してました。まあ、毎日ハンバーガー食べてりゃ、そら太るよ。

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<追伸>
アメリカの床屋は最悪です。本当にだた切るだけです。稀にシャンプーしてくれるところがありますが、背中がびっしょり濡れてるなんてザラです。おしゃれな人ほど、アメリカでは苦労するでしょう。まあ、そういうのを乗り越えると、別の自分を見つけることができるのかもしれませんね。

2007/09/09

アナログシンセサイザー 「ASM-2」

アナログシンセサイザーのDIYプロジェクト「ASM-2」をご紹介。僕は学生の頃「ASM-1」に挑戦しましたが、今は後継プロジェクトの「ASM-2」がでてるみたいですね。

アナログシンセサイザーは、周波数関連の回路技術が詰まった、面白いプロジェクトです。大学の卒業制作などにはとても良いテーマだと思います。ASM-2のホームページには、回路図やそれぞれのモジュールの解説もあるので、とても勉強になります。まあ、電気回路に接する機会が無い人も多数いらっしゃると思うので、「ASM-2」でなにができるかを大まかに説明したいと思います。

シンセサイザーとは?
世の中の「音」は、すべてSin波の合成で表現できます。ピアノの音、ギターの音、楽器に限らず風の音なども、結局はSin波の合成です。シンセサイザーの基本構成は、大きく分けると「いろんな周波数のSin波の発生(VCO)」、「周波数応答の操作(VCF)」、「強度の変化(VCA)」の3つです。「ASM-2」では上記の基本機能を持ったモジュールで構成されていて、それぞれをケーブルで繋ぎあわせることでいろんな音を奏でることができるようになっています。シンセサイザーと言われると、キーボードをイメージされるかと思いますが、実際にはキーボード=シンセサイザーではありません。キーボードは音階を決める一般的なインターフェイスなだけなので、ノブなどの「つまみ」だけでもシンセサイザーを作ることはできます。シンセサイザーは「音の変換処理」を行うものだと思ってください。以下で、モジュールの大まかな説明をしたいと思います。

Sin波の発生源「VCO(Voltage Controlled Oscillator)」
VCOはSin波の発生源です。シンセサイザーの核となるモジュールです。このモジュールに入力する「電圧」を上下させると、出力されるSin波の「周波数」が変化します。つまみを上げ下げすると、音程が上下するイメージです。「ド」や「レ」を出力するモジュールだと思えば良いでしょう。ASM-2では、VCO自体にSin波・方形波・三角波の出力を持たせています。方形波・三角波はSin波を合成するとできるのですが、VCOの時点である程度音色の幅を持たせていると思えば良いでしょう。

トーンを決める「VCF(Voltage Controlled Filter)」
VCFは音のトーンをコントロールするモジュールです。ステレオにも、TONEのつまみがありますよね。「ド」を「レ」にはしませんが、違った感じの「ド」を造りだします。高い方の周波数をカットしたり、低い方の周波数をカットしたりすることで、いろんな音色を発生させることができるのです。

音の強さを決める「VCA(Voltage Controlled Amp)」
ざっくり言うと、ボリュームコントロールです。ボリュームコントロールは、全ての周波数を一律同じ割合のGainをかけますが、シンセサイザーでのVCAでは、Gainをかけたい出力を選択することができます。

モジュールを組み合わせて使う

ASM-2にはその他いろんなモジュールが用意されていますが、シンセサイザーの基本は上の3つです。これらをいろんな組み合わせで使うことで、様々な音色を発することができます。使い方としては、VCOのSin波出力をVCFに入力して、三角波出力をVCAに入力して、最後合成する、とか組み合わせはいくらでも考えられますね。見た目としてはこんな感じ。それぞれのモジュールの入出力にケーブルを差して使います。


コンセプトがわかれば、部品選択から自分でやることも可能ですね。結構その辺にある部品を繋ぎあわせてもできますよ。MIDIインターフェイスを付けるとPCやMIDIキーボードからも操作できます。

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伝説のMac初号機「Apple I」の作り方

<追伸>
こういうDIYプロジェクトが、誰かにちゃんと引き継がれて、しかも後継がでてるというのがすごい。海外のDIY精神は見習うべきところが多い。

2007/09/07

プロ用ビデオカメラ「Red One」

プロ用ビデオカメラ「Red One」が発売されるそうです。かなりのハイスペックに驚きですが、レーザー兵器の様な見た目もすごい。価格は$17,000(ざっと200万円くらい)と高価ですが、それなりの性能を誇っています。

レーザー砲みたい。


オプション付きの画像。


1200万画素で60fps。この画素数でこのスピードはかなりすごい。

CMOSセンサーは、29um□の画素を使っているので、4520 X 2540 pixelsだから受光面積はなんと13cm x 7.3cm!でかい!センサーだけで数十万円しそう。

サンプル映像も観れるみたいですね。短いけど、かなりのハイクオリティ。

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<追伸>
Garminの新しいハンドヘルドGPSはカラーでマップ機能もついてる。GPSも進化してるなぁ。

2007/09/05

留学の想い出「住まい編」

僕がアメリカでの生活から離れてから、割と月日が経ちますが、まだ昨日のことのように思い出せます。留学に興味がある方がいると聞いたので、僕の想いで話の中から役に立ちそうなところをご紹介してみたいと思います。

先ずは、なにはなくともの住まいからお話ししてみます。

最初の住まい
僕は最初の半年は大学の寮に住んでました。寮費は光熱費や食費など全部含めて月々$600くらいだった気がします。半期を寮で過ごして、次の期からは寮で出会った友人4人とルームシェアをし始めました。最初は学校関連の手続きがいろいろあったり、土地や大学の授業に慣れるのも大変です。なので、今思うと大学への手続き一発だけで済む寮は、非常に良い選択だったと思います。

寮生活ってどんな感じ?
寮生活は貴重な体験ですね。一つの部屋に2つのベッドと2つの机という感じ。年齢が上の人は、1人部屋をもらえるケースがあるらしいですが、大抵2人で1部屋です。トイレとシャワーが共同で、夜は大きなリビングにあるテレビでNBAみたり、ビリヤードしたり、という感じで常に人がいるので、寂しくなかったですね。さすがに部屋に誰かいると集中できないので、勉強は図書館でしてましたけどね。大学の図書館は24時間オープンで、常に静かなので重宝してました。

ルームシェアってどんな感じ?
アメリカのアパートは、日本のとはちょっとイメージが違います。アメリカで、特に大学付近で多いのは、タウンハウス型と呼ばれる一軒家みたいなアパートです。最初に住んだアパートは二階建ての4LDKでした。家賃は大体一人$200〜$300くらいが相場でした。サンフランシスコなどの都市部だと、一人$600〜$700くらいするみたいですね。アパートは、4人連名で一棟を一年借りるという契約を結びます。なので、自分が家賃をちゃんと払っていても、他の誰かの支払いが滞ると、連帯責任を負わされるわけです。家賃の支払いでは、痛い目をみたことがあり、ルームメイトの一人が、家賃を滞納したままとんずらこかれたことが一回ありました。関係者を探し出して、ちゃんと耳を揃えて払わせましたが、とんだ災難です。なので、ルームメイト選びは慎重にした方がよいです。

光熱費関連
電気・ガス・水道については、代表者一人が契約して、月々請求書が送られてくるので、それをみんなで割って払うという感じです。全部合わせて毎月一人あたり$50〜$60くらい払ってたと思います。カリフォルニアでは電気・ガスは「PG&E」という会社が一括して取り扱ってますが、水道は住んでるところによって違う場合があります。僕の住んでるエリアは「California Water Service」でした。今はどちらもネットで開通予約申し込みができるみたいですね。便利なもんだ。

アパートの設備
アメリカのアパートは設備が充実してます。冷蔵庫、オーブン、コンロ、電子レンジ、洗濯機、乾燥機、エアコン、は必ずと言っていいほど設置されています。無いのは、テレビと家具くらいなもんで、その身一つで行っても便利に暮らせる様になってます。日本ではあまりないケースですが、僕の住んでた街では、ソファがたまにゴミ捨て場に捨てられていました。僕のルームメイトは、2つ大きなソファを拾ってきました。よく考えると、僕が住んでたアパートの家具は全部拾ったものでしたね。また、中古家具は「Sarvation Army」というリサイクルショップで売られていて、立派なベッドやソファが$20とかで入手できるので、たまにこちらも使ってました。

共同生活の世界です
部屋こそ分かれてますが、ルームシェアしてるとあんまりプライバシーとかないです。アメリカ人は友人とか彼女とか平気で連れ込んだりするし、すぐパーティー開いたりします。そういう環境が「楽しそうだな」と思えない人は向いてませんね。僕は特に気にならなかったので、楽しく生活していくことができましたが、そこにつまずいてしまう人も多いみたいです。僕の大学には日本人は少なかったですが、日本人同士で住んでたりするケースが多かったです。

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iPod Touchが発表されましたね。迷った末に結局買っちゃうんだろうな、多分今日とか。

2007/09/04

「パーフェクト」なiTunesイコライザーの設定

「パーフェクト」なiTunesのイコライザー設定があるそうです。

参照:A 'perfect' iTunes equalizer setting

以下設定

db +3, +6, +9, +7, +6, +5, +7, +9, +11, +8 db



普段はiTunesのイコライザーはフラットで、ステレオのイコライザーで調整してるので、設定自体はあまり気にしたことありませんが。「パーフェクト」と言うのであれば、試してみる価値はあるかもしれません。

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一億個のレゴで作ったドラゴン。

2007/09/03

本物っぽい新型iPod nanoの画像

9月5日にAppleから新型iPod nanoの発表があるという噂ですが、本物っぽい画像がDiggで話題になってました。

偽物だという意見が多いですが、ちょっと小さくなって、インターフェイスがiTunesと同じになってる。まあ噂通りと言えば噂通りか。


Mac関連の噂は結構当たりますが、これだとインターフェイス以外は取り立ててすごいところはなさそうなので、あまり買う気は起きませんね。僕としてはこの噂を飛び越えて、タッチパネル式のiPodが発表されて欲しいと願っている。

Apple Insiderの噂だと「iPhoneの売り上げが思ったより伸びなかったので、新型iPod用のタッチパネルが確保できるから、もしかすると今年発売されるかもしれない」とのこと。

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iPhoneに通信コード解除の細工をしようとして、iPhoneを燃やしてしまった人がいるみたいです。今日でハードの改造無しにコード解除できるソフトウェアができた、とCNN ニュースで言っていたので、もうちょっと待っておけば、という感じですね。

2007/09/02

クールなNintendo DS専用アルミケース

YS Disignさんが、かっこいいアルミ製のNintendo DSケースを販売しています。職人によるアルミ削りだしなので、少々お値段は高いですが、大人力を発揮するにはとても素晴らしいアイテムです。


同じくYS Designさんから発売されている、iPod Shuffleのケースも素敵です。一世代前のShuffle用ケースですが、外観がMac G5(今でいうMac Pro)風でとてもカッコいい。僕も一つ所有してます。どーよ、この迫力。
ipod shuffle G5

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昨晩電車に乗っていたら、僕の横に座っていた子供連れのお母さんが、降り際に子供のNintendo DSをぽろっとカバンから座席に落として、そのまま降りようとしていました。半分寝てた僕でしたが、とっさにDSを持って行ってあげたので、紛失には至りませんでしたが、僕がそのお母さんに向かって発した言葉は、寝ぼけてたせいもあり言葉になってませんでした。「あーうーうー」みたいな感じだったと思う。

2007/09/01

PS3でLinuxのデバドラ開発を勉強

最近いろんなことに手を出しすぎてる感もありますが、仕事でLinuxのデバドラ開発をすることになったので、全くの0からですが、勉強を始めることにしました。PS3のプログラミングでも関わるところなので、平行してやっていく予定です。

ちなみにデバドラとは、デバイスドライバの略で、デバイスドライバがなにかというと、例えば外付けのHDDをUSBで接続する時に、OSとHDD間でデータの橋渡しをするのがデバイスドライバです。市販品は大抵汎用のドライバで動くように設計するので、特殊なドライバは必要ないですが、外部機器が特殊な場合はそのハードに対応したデバドラ開発が必要です。

手始めに参考文献として以下を購入。


ごついだけに、詳細な説明が多く、PCIやUSBのドラーバーの構成についても書かれている。これは頼もしい。

デバドラ関連は興味があった分野なので、これを期にどっぷりハマりたいと思います。これをクリアすれば、僕も組み込み系エンジニアのエキスパートとなれることでしょう。しかし、この本の厚みがこれから乗り越える壁の高さを物語っているような気もします。

まあ、やったことないからやるわけで、だから面白いわけで、「ダメだったどうしよう」とか考えずに、楽しんでやっていきたい。

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素数発見プログラムを、Perlで作ってみたらどうなるか試してみた。これが結構すんなり動く。FFT変換などは一切無しでなので大きな桁になるとオーバーフローしそうですが、Perlは変数のサイズを適当に選択してくれるので、適当になんかしてくれれてるようだ。でも、PerlじゃSIMD化できないからな。とりあえずアルゴリズムが正しいという検証にはなったか。