2009/05/31

ブログって儲かるのか

一応このブログにもAmazonのリンクを貼っているので、たまに利益がでることがあるんですが、まあ微々たるものです。目安として、どんなもんかご紹介。

ブログのPage View:Ave. 750/日
ブログの利益:Ave. 1,200円/月


利益がでたりでなかったりする月があるんですが、大体上記のようなものです。

月に1,200円じゃ生活していけないですね。Amazonで本が一冊買えるかな〜くらい。上に書いたPage Viewと利益が比例の関係だとすると、10倍の7,500PV/日だと、月12,000円くらい。う〜ん、まだ副収入と呼べるものではない。50倍くらいの37,000PV/日だと月60,000円くらい。まあこれくらいは欲しいなって感じしますね。

まあ、広告の置き方とかを工夫すればもう少し稼げるのかもしれませんが、それでも上の利益の額が2倍になるかどうかって感じじゃないでしょうか。

しかし、一日に数万PVをたたき出すブログなんて、そんなに無いような気がします。しょこたんブログならまだしも、一般庶民の日々徒然なるままのブログはそんなに注目されないよな〜。よっぽど有益な情報が掲載されてれば別ですが、個人のブログとかだと情報の信憑性も怪しいので、短期的に注目されることはあっても定常的に37,000PV/日をたたき出すのは難しいでしょうね。

結論からすれば「ブログでの金儲けは考えずに、趣味程度にやれ」ってことですね。

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技術が劣化するのはマネージメント技術が追いついてないからだ
理解できないのは考えてないからだ
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<追伸>
最近頻繁にTwitterを利用するようになりました。なんか、ほのぼのしてて面白い。メッセンジャーみたいに、誰かに監視されているような気分にならないのがいい。ぶつぶつつぶやいてるけど、それを読んでも読まなくてもどっちでもいーや、っていうゆるい感じが人気の秘訣なのかもしれませんね。それでも、周りで使っている人は皆無なんですけどね。それがちょっと寂しい。

2009/05/30

21世紀のルービックキューブ

21世紀っぽいルービックキューブを見つけました。見た目が未来っぽくていいですが、操作方法も未来な感じのようです。


キューブの色はシールではなくて、赤とか青に光るようです。そして、実際にキューブが回るんじゃなくて、ブロックとブロックの間にあるボタンを押すとキューブがローテーションするらしい。実際にやってみないと、いまいち操作感がわかりませんが、ルービックキューブもこういう進化の仕方もあるだな、と関心します。欲をいえば、全面タッチパネルになっている方がいいんですが、それだと5万円くらいしそうな気がする。

タッチパネルなら自由度が高いので、フルタッチパネルのキューブ型パズルとか、意外とうれるんじゃなかろうか。もう少しタッチパネルが安くなってきたら、でてくるかもなぁ。それこそ未来のおもちゃって感じがしますね。

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テクノロ散策的「定額給付金ではこれを買った」
手軽にエスプレッソ「Mypressi」
「ベビーフット」で足裏の角質がベロベロ取れる

<追伸>
ここ最近、女性と二人で食事に行く機会が多いです。いままでなんもなかったのに、なぜか時期を同じくしてこういうイベントが起きる。う〜ん、間がいいんだか悪いんだか。偶然にも食事に行った二人の女性は、同じジムに通っているみたいです。う〜ん、別にいいけどなんか気まずい。まあ、これからの展開はわかりませんが、どちらか一方に何かが起こるかも?まあ、どこでどんでん返しがあるかわからんからなぁ。

2009/05/28

テクノロ散策的「定額給付金ではこれを買った」

一応定額給付金の手続きはしたので、入金されるであろうという見込みの下に、欲しいと思ってた物を買ってみました。っつってもほとんど本なんですが。僕の最近の軍事ブームが見透かされそうで、ちょっと恥ずかしい。

好きなまちで仕事を創る―Address the Smile
NPOとか、社会企業とかに少し興味があって買ってみました。買ってみてびっくりしたのが、サイズがでかい。本二冊分くらいのサイズ。敢えてこのサイズにする必要があったのだろうか?パラッとめくってみたところ、いろんな仕事をしてる人々を紹介してる、という感じです。将来の道筋が見えたりするかも?

組込み開発者におくるMISRA‐C:2004―C言語利用の高信頼化ガイド
プログラミングはバグとの戦いで、ちょっとしたバグでも大きな影響を及ぼしたりもします。MISRA-Cは自動車業界が作ったC言語のガイドラインということで、勉強がてら買ってみました。バグを少なくするコーディング上の決まり事を、例も踏まえて解説してくれるようです。組み込み系を対象としているのですが、信頼性の高いコードを書くという意味では、誰にとっても参考になる本だと思います。

海上防衛技術のすべて (艦船設計編) (防衛技術選書―兵器と防衛技術シリーズ)
防衛用ITのすべて (防衛技術選書―兵器と防衛技術シリーズ)
この二つは、僕の最近の軍事ブームを満たしてくれそうな本です。パラッと見た感じ、思ったよりも詳しく技術的なことが書かれています。かなり技術者よりの内容で、ちょっと安心しました。軽めに概要を触れるだけだったらどうしようかと思ってたんですが、一冊二千円を超えるだけの価値はありそう。

【数量限定増量パック! 】 サイエンス・バス 4+1包入り 【お買い得パック! 】
ある意味これが一番当たりかもしれない。ちょいと高めの入浴剤ですが、ひとっ風呂の後のこの肌のさわやかな感じはなんなのか!いい匂いもするし、かなりお薦め。肌の角質も取れるんだとか。サイエンスを名乗るだけはありますね。

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手軽にエスプレッソ「Mypressi」
「ベビーフット」で足裏の角質がベロベロ取れる
定額給付金ではこれを買え 無線LANルータ バッファロー「WZR-HP-G300NH」

<追伸>
「定額給付金ではこれを買え」とか言っておいて、すっかりルーター買うのを忘れてました。まあ、今のところネットワーク環境に困ってるわけではないからなぁ。11nに対応するMacを買ったら、そのついでに導入しようかな。今回はかなり専門書っぽいものを多く買ったので、読むのに時間かかりそう。このミステリーがすごい、シリーズもまだ読んでないのが在庫であったりするからなぁ。最近読んでない本のストックが増えてきた。今週末くらいに一気に片付けようか。

2009/05/26

手軽にエスプレッソ「Mypressi」

大きな機材がいらず、手軽にエスプレッソが飲める「Mypressi」を見つけました。コーヒーとお湯をセットして、トリガーを押すだけみたいです。こりゃ簡単だ。まだ発売していないようで、Pre-orderというステータスになってます。


本体にガスのカートリッジが入っていて、それの圧力でエスプレッソを炒れるという構造みたいです。これならいつでもどこでも手軽にエスプレッソが飲めますね。動画の「ワォ」はちょっと嘘くさいが、なかなかの味わいであることは間違いない。日本でも発売されるのだろうか?ガスのカートリッジがちゃんと手にはいるかどうかがちょっと心配。


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<追伸>
最近は便利な物がたくさんでてきますね。不況下の方が、奇をてらった新しいアイテムが登場しやすい?のかもしれません。日本人も「不況だ」とか言ってないで、自分のアイデア一つで勝負できるような社会にしていかないといけませんね。企業にどっぷり頼り切りっていうのは、もう通用しないのかも。今日は、恐らく手に入れられるであろう定額給付金を使って、Amazonで本を買いました。余裕で1万2000円超えましたけど、まあちょっと安く本が手に入ったと思えばいいか。こうやって、自己投資できるうちは、まだまだポジティブフィードバックができていると考えてもよいか。

2009/05/25

「ベビーフット」で足裏の角質がベロベロ取れる

有吉弘行のブログを見てたら、面白いアイテムを紹介してました。足裏の角質を取るアイテムらしいのですが、なにかの器具で削るのではなく、薬剤で取るみたいです。なんかごっそり取れるみたいなので気持ちよさそう。
ベビーフットキット シトラス


なんでもこんな感じで取れるらしい。なんか、日焼けした後みたい。


1〜2週間角質がぼろぼろ落ちて、最終的にこんなきれいな素足が現れるんだとか。肉体的にも精神的にも気持ちよさそうですね、これ。

僕が足裏の角質を取ったからと言って、足裏を見せる機会はないと思うんですが、女性だと夏場はサンダルっぽいのとかをはくので、意外に気にしてたりするんですかね?確かに女性の足下みて汚かったりすると「あれっ?」って思いますからね。僕の場合、角質というか部分的にタコみたいな感じになってますが、これも取れたりするんだろうか?

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<追伸>
ノーベル賞を取った経済学者に言わせると、「定額給付金は0点」なんだとか。景気の悪い時に金をばらまいても、結局貯金されてしまうから全く効果がないんだと。確かに銀行振り込みになってると「もらったー」って感じがしないので、結局そんな派手な使い方とかはしないのかもしれません。期限付きの地域振興券とかの方が、みんな使うんじゃないかな。まあ、地域振興券も一長一短はあって、ひょっとしたら大きなデメリットがどこかにあるのかも。でも、少なくとも貯金されることはないよね〜。

2009/05/23

技術が劣化するのはマネージメント技術が追いついてないからだ

「技術の劣化」認めたくないけれど、実際起こっていることだと思う。日本は顕著だけど、世界もそうなのかもしれない。

技術は劣化する

「技術は進歩しているが、技術は劣化している」この問題について理由を考えてみた。

半導体を例に挙げると、昔は一人の設計者が全て設計することが可能でした。それは、一つのチップに搭載できるトランジスターの数はまだ少なかったからです。それでも、いろんな技術的困難はあったと思うが、それでも「個人」でどうにかなる問題であったと思う。現代の半導体はその頃の時代とは大きく様変わりしています。今では一つのチップに搭載されるトランジスターの数は数百万を優に超えるし、動作速度も速い。消費電力の問題や配線間干渉等、一昔前では気にする必要がなかったことが、近年では顕著化してきています。なので、一人の力ではどうにも設計できない状態になってしまっているというのが現状です。無論、時間をかければ設計できるんでしょうけど、そういうわけにもいかないので、一つのプロジェクトを複数人で分業することになります。

技術力の劣化は、この「複雑化」を解決する為の「分業化」に起因するものではないかと思う。複雑化した設計では、一人がある与えられた一部分を担当することになります。結果として、設計者が担当する「部分」のみに閉じこもってしまい、その人が「職人化」してしまうのです。さて「職人化」が起きて何が悪いかというと、良い部品はできるが、それを組み合わせた時に全体として良い製品にならない、というところにあります。自分の担当部分だけではなく、自分の部品がつながる先の部品も見据えて物を作らないと、結局うまくつながらないですよね。

これは、半導体のみならず、他の技術分野でも同じようなことが起きているんじゃないかなと思います。リンクの記事では船舶の設計について書いてありますが、恐らく船の部品(エンジン、本体、駆動機構)はいいものができていて、恐らく提示されている個々の部品性能は満たしているのかもしれませんが、全体として組み上げた時に最大限の性能が発揮できない、という状態になっているんじゃないかと予測しています。

よって「技術の劣化」とは、高度な技術を使った個々の部品をまとめあげる、高度なマネージメント技術技術の進歩が、時代の流れに追いついてない結果として起きている、という結論です。

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理解できないのは考えてないからだ
Excelで図形をセルに合わせる方法
某企業のエンジニア向け会社説明会に行って憤った

<追伸>
昨日はサッカーの練習試合でした。FWとして出場しましたが、チャンスで外すというお寒い結果でした。あー、なんでもっとボールを持ったときに落ち着けないのかねぇ。次回はなんとしてもゴールをあげたいと思います。しかし、昨日はいい天気だったのに、今日は曇りで寒い。ちょっと遠出しようかと思ってたが、悩むなぁ。

2009/05/21

理解できないのは考えてないからだ

文化の違いってのはどこにでもあって、びっくりするのはしょうがないにしても、理解できるポイントってのは何にでもあると思う。ですが、こんな元も子もない感じで書かれると、一噛みしたくもなりますね。

卵が先かニワトリが先か

まあ椅子のない工場ってのはトピックとしては刺激がありますが、リンクしている記事の内容だけで「理解できない」としているならば、「理解できないのは単純に情報が足りないだけなのに、その情報を得る努力をしてないからだ」と言いたい。

理解できない、と一言でバッサリ切り捨ててるうちは、一生本当に理解できないであろう。「理解できない」のではなく、「理解しようとしてない」だけなのだと思う。理解できないのであれば、理解したところまでの考察と疑問点を述べるべきだ。そして、理解に欠けている部分の情報を得る努力をするべきだ。そんな歩み寄りも一切無しに、一方的に「日本はクレイジーだ」みたいなニュアンスで小馬鹿にされるのは、正直腹が立つ。

罰則で人を動かしているのではなく、共通する目的である「生産性の向上」を達成するための工夫である、なんてことは日本人であろうとなかろうと少し考えればわかるはず。わかるはずなのに、そこにたどり着く前に物事の物珍しさだけを先行させて、日本を揶揄するようなことはすべきでない。

我々も然り。一部の物珍しいニュースで海外の文化を揶揄するべきではない。物事の裏には理由があり、理由があるならば疑問を持ち続けることでいつか回答が得られるはず。「ビルに飛行機をぶつけるなんて理解できない」なんて言っているうちは、それを実行した人たちの思いを理解することはできないだろう。背景や理由が議論されたことはいままであるのだろうか?何か報道されているのだろうか?原因について何の議論もせずに、自分たちの正当性を訴えているうちは、世界に平和は訪れず、血を血で洗う戦いを続けて行くことになるだろう。もちろん人殺しを肯定するつもりはないが、深い悲しみを生んだ事件について「理解できない」で終わらすのではなく、深く考察し真の原因を究明していくべきだと思う。

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<追伸>
正義とは?平和とは?なんて、ちょっと真面目に考えちゃったりして。文化ってのは違っててあたりまえで、その違いを自分の文化を基準に判定しているうちはいつまで経っても平和は訪れないんでしょうね。曲げることのできないことってあるのかもしれないけど、もう少し柔軟な発想で真摯に物事の考察をしてみて欲しいと思う。でも、日本も国力が弱ってきてるから、工場から椅子をなくすくらいの強引な政策をぶちあげないと、これ以上生産性が伸びない状態になっているのかもしれない。景気とかそういうのも関係しているとは思うが、国に溢れるこの倦怠感は一体どこからきているものなのかねぇ。

2009/05/20

新型iPhoneのスペック(噂2)

近々発売されると噂されているiPhoneのスペックが、やんわりと噂されているようです。結構具体的なので、これは決まりなのかもしれない。

<新型iPhoneのスペック(噂)>

・CPUが2倍速くなる
・RAMが2倍になる
・電池が1.5倍長持ちする
・16GB ($199) 32GB ($299)
・320万画素カメラ
・MMS対応(ビデオ撮影・編集可能)
・有機ELディスプレイ
・FMチューナー
・電子コンパス(Geotag対応)
・背面のAppleロゴが動きのある感じになる


価格がちょっと安くなって、しかも有機ELディスプレイになるってのはすごい。いろんな機能が追加されてるのに、電池の持ちが1.5倍になるってホントかよ?って思いますが、Appleロゴに小細工できるくらいの余裕はあるんでしょうねぇ。有機ELは照明用途で伸びるのかと思ってましたが、iPhoneとかに導入され始めると、一気に普及するきっかけになりそうです。大画面は無理だけど、モバイル用途の小さい画面の方が有機ELは導入しやすいのかもしれませんね。

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<追伸>
Moleskinの手帳が最近流行っているようですね。なんだかLifehack業界で話題になっているような気がします。手帳は書きやすいのが一番だと思いますが、Moleskinはなかなかの書き心地らしい。ただのノートの割りには、ちょっと高いかなぁって感じするけど、それだけ払う価値はありそうだ。
Moleskine Plain Notebook

2009/05/18

iPodにカメラがつくかも

iPodにカメラが付くかも?という噂が流れているそうです。6月のWWDC前にはいろんな怪情報がながれますが、カメラが付いてても不思議じゃないかなー、という感じ。真偽のほどはいかほどか。


カメラが付いてると何ができるか?う〜ん、特にないけどCDジャケット代わりに登録とかできたら面白いかも。あとは定番だけどFlickrとかYouTube!とかと連携してると便利かな。

Appleからのオフィシャルな情報だと、WWDCでは新型のiPhoneは発表されないそうです。ならば、なおさらiPodに期待が高まりますね。最近メジャーアップデートがなかったし、そろそろまたびっくりするようなやつを出してきて欲しい。あとは、あるとすれば小型ノートPCですかね。ほんとにでるのかな。

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<追伸>
Summer SonicのラインナップがFixしてきてます。今年は初日だけいこうかな。初日にTシャツ買って、Nine Inch Nails観たら今年の夏も終わりかなって感じがするかもしれない。ところで最近「ヒストリエ」というマンガに注目してます。寄生獣を書いた作者の作品ですが、古代の世界を飄々とした感じで描いている感じに、すごく惹かれます。この人はいいマンガ書くねぇ。
ヒストリエ vol.1 (1) (アフタヌーンKC)

2009/05/17

「アメリカの大学院で成功する方法」を読んだ

「アメリカの大学院で成功する方法」を読んでみました。Amazonのレビューを見ると賛否両論ありますが、アメリカで博士号を取得する「ある一面」を非常にわかりやすく解説してくれる本だと思います。海外留学を検討している人は、参考に値する本であると思います。でも、これ一冊では語り切れていない部分も多々あるので、その辺はご注意。
アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで (中公新書)

「ある一面」としているのは、この著者の専攻がアメリカ文学だったりするので、理系とはちょっと勝手が違うような気がしたからです。しかし、文系だったら大抵こんなもんなんじゃなかろうか。内容としては一面的な部分もありますが、「博士号への挑み方」や「アメリカでの生活の心構え」だとかは、実体験に基づくものなので結構参考になったりすると思います。オールラウンドな留学 How to 本ではないですね。

僕は大学院ではなく、学士号での留学だったので、それもまた勝手が違うのかもしれませんが、共通して言えることは「周りの人々と協力せよ」ということです。留学って何かと孤独になりがちです。それは言語の問題だったり、学校生活の問題だったりもするんですが、そういう孤独を抱え込んでもよいことはありません。言語からくる劣等感で、どうしても口数が減ってしまうのはしょうがないことですが、大学にはそういう人がなんとかできるような「駆け込み寺」がいくつもあるのです。文章を添削してくれるライティングセンターがあったり、教授に質問しに行くと懇切丁寧に教えてくれたりもします。これらの施設の有用性は後から気づいたりするんですが、本で説明してくれてるのはありがたいかも。

こういう施設を使うのは、最初いくばくかのためらいはあるかと思いますが、思い切って飛び込んで、英語ができずに億劫がられても「そんなものか」くらいで済ませることができる心の太さは重要です。この本の著者も、その辺を協調してますね。そういう「心構え」をわかりやすく説明してくれているという点では、この本は非常に評価できると思います。なかなか形にしにくいものでもありますからねぇ、「心構え」は。僕もこの本を事前に読んで留学してたら、もう少し楽に大学生活送れたかもなぁ、と思います。

僕の場合は、いくつもの偶然と試行錯誤と生命力でなんとか生き延びましたが、生命力に自信の無い人でも、この本の知識を片隅に入れておけば十分留学を乗り切れると思います。もし、周囲に留学を志す方がいたら、先ずこれを読んでみることをお薦めしてみてはいかがでしょうか?留学って何なのか、をシミュレーションするにはもってこいの本だと思いますね。

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<追伸>
最近は小説から新書へと読む本が移行しつつあります。一時期あんまり面白そうなトピックがなかったんですが、最近は結構興味をそそるタイトルが多いですね。新書のいいところは、現在の社会的トピックの概要が書いてあるところです。詳細は専門書とかを読まないとわからないんですが、全体的な内容を理解するのは新書が一番てっとり早いです。ちゃんとした人が(ちゃんとしてない人もいるが)、ちゃんとリサーチして、プロの編集者が編集してますからね。情報源としてはよい媒体だと思ってます。でも、あんまり信じすぎないのも大事ですね。同時期に似たようなトピックの本が何冊も現れると思うので、最低3冊くらい読んだ上で、自分なりの考察をまとめて、内容を吸収していく方がよいと思います。読む本がなかったら、新書コーナーにふらっと行って、面白そうなタイトルを手にとってみると、そこから新たな世界が開けることがある。開けない時もありますが、そこは数を打つしかないですねぇ。

2009/05/15

Excelで図形をセルに合わせる方法

Excelで、最近僕がよく使う小技をご紹介。

Excelで矢印や四角形を描画して、Altを押しながらそれらの図形をドラッグすると、Excelのセルに位置がアラインされます。Altを押しながらサイズを変更すると、きっちりセルの大きさになるので、秩序のあるレイアウトになりますね。

フローチャートとか、ガントチャートを書いたときに、矢印やテキストボックスを位置合わせするのに役に立ちます。セルのサイズを変えると、図形も一緒に同じ大きさになってくれるので、結構便利です。

なんかまあ、今日はそれだけなんですけどね。

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<追伸>
最近、亀田製菓の「技のこだ割り」にはまってます。醤油味が中枢神経を刺激しますね。割ったせんべいが醤油に二度付けされてるってのが秘訣のようです。一度食べ始めると、止まらん。
技のこだ割り

2009/05/12

フリーな動画変換ソフト「EncodeHD」

オープンソースの力ってすごい。動画変換ソフトはいろいろとでてますが、EncodeHDはワンクリックでiPodやiPhone等の各種デバイスに適したフォーマットに動画を変換してくれます。残念ながらWindows版しかないようですね。今後Mac版がリリースされることに期待。


英語版しかありませんが使い方は簡単で、変換したいファイルをドラッグ&ドロップして、再生したデバイスをプルダウンメニューから選択して、スタートボタンを押すだけです。

YouTube!からファイルをダウンロードして、他のデバイスで再生したいって時には便利ですね。iPodやiPhoneだけでなく、PSPとかPS3の形式にしてくれるのも助かる。DLNAサーバーに置いておけば、簡単にPS3とファイルシェアすることができますからね。こういうファイル機能をOSに組み込んでおいてくれるといいんだがなぁ。Snow Leopardあたりでその辺もやってくれないだろうか?かなりのユーザーが欲してると思うんだがなぁ。

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<追伸>
GW明けからなーんか忙しかった。でも、この数日で僕の今後の方針が決まってきたような気がします。自分のやりたいことを選択できるようになるには、ある程度の能力を身につけることが必要になってきますが、僕は少しだけ恵まれていると思います。業界の浮き沈みに関わらず、僕は自分の道を歩める自信がある。自分自身では「天性のオールラウンダー」だと思ってるんですけどね(あくまで自称だが)。分野にこだわらず、いろんなことに首を突っ込んでそれなりの話しができて、それを進めることができる。その辺の持ち味を生かして、今後のキャリアを積んで行きたいものですな。どうせなら大きな意義があるものに挑戦したいと思ってるけど、それはまあ来年の話しかな。

2009/05/10

ルイ・ヴィトンのリゾート旅行鞄がすごい

ルイ・ヴィトンの旅行鞄がどえらいことになってます。本当にオフィシャルに作られたものかはわかりませんが、裕福な中国人から「こういうのを作って欲しい」というオファーが、ルイ・ヴィトンにきたという話です。


クローゼットや小物をしまう引き出しが一通りついてて、さらにスクリーン付きのDVDプレーヤーが備え付けられています。ソーラーパネルがついているので、電力は一応そこから取ることになっているようですね。あとは、コーヒーメーカーとかも見えますね。

疑問なのは、これを一体どこで使うんだ、ということです。無人島に行くんだったら有用ですが、普通のリゾートにこれを持って行っても邪魔になるだけなのではないか?おもむろにこれを広げて、コーヒー飲みながらDVDが観ることができたとしてもねぇ。持って行くだけでも大変そうだけど、これを買うような人は誰かに持たせて旅行に行くのかもね。

旅行は機動力が重要なので、なるべく最小限の装備で挑むようにしています。旅行先で、自宅の環境を維持する必要はないんじゃないかなぁと思うが、まあそうもいかない人もいるのでしょうね。

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<追伸>
GW明けてすぐに、仕事でソフトウェアを作成することになり、半日で仕様を決めて次の日に実装して、その次の日にデバッグして一応リリースしました。時間があればなぁ、なんて思うこともありますが、結局十分な時間をもって挑む作業なんて存在しないのかもしれませんね。こういう短い期間に集中して作業して、そこから得る知識ってのは多分後になって役に立つのであろうと思う。短い期間だと「あれもしたいこれもしたい」って思っても、思い描いたうちの50%も取り入れることができなかったりします。まあ、そういう思想を後の開発に生かせることができるならば、それも有意義だったと思うべきでしょう。

2009/05/06

噂の大谷石資料館に行ってみた

少し前に話題になってた大谷石資料館に行ってみました。大谷石の地下採掘場を公開しているところです。採掘場は地下宮殿みたいな感じで、神秘的かつ壮大な空間でした。東京からだと車で2〜3時間くらいですかね。週末の社会科見学としてはお薦めのスポットです。

大きな地図で見る



外側も岩ががっぽりえぐられてて、不思議な感じがします。左手の方は穴があいてますからね。規模の大きさに驚かされっぱなし。

大谷石採掘場3
内部は思ったより広大です。天井高ぇって感じ。これだけ掘り進めていったってのもすごいですね。昔はツルハシで掘っていたそうです。

大谷石採掘場1
別の経路の写真。大きな柱がぶったってて、豪快です。シンセサイザーで有名な喜多郎は、昔ここでコンサート開いたそうです。ピンクフロイドがここを知ってたら、コンサートしたかもなぁ。


内部の動画は暗すぎて写りが悪いですが、空間の巨大さはわかると思います。狭い入り口を抜けると、いきなり広大な空間があるので、驚かされます。

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Bloggerのテンプレートを変えてみた
仮想的八戸旅行
テクノロ散策的ゲリラ旅行「大阪・神戸編」

<追伸>
久しぶりに観光スポットを訪れましたが、あんまり観光客に媚びない演出で好感が持てました。土産物屋さんでは、大谷石を使ったコースターが売ってたので、買ってしまった。コースターコレクションがまた一つ増えましたよ。土産物屋さんの中に、小さい喫茶コーナーがあるのですが、そこのコーヒーがおいしかったのでお薦めです。

Google Mapで豚インフルエンザの広がり方がわかる

Google Mapで豚インフルエンザの広まり具合がわかるそうです。情報も最新の状態にアップデートさてるらしいので、割と当てになるデータなのではないかと思う。ウィルスの広がり具合が、視覚的にわかるというのはありがたいことです。


人型のアイコンをクリックすると、感染人数と状況が表示されます。まだアジアには広まってないみたいですが、このGW開けに日本がどういう状態になるか用心しておく必要がありますね。親戚のおじさんがメキシコに行くと言っていたが、大丈夫だろうか?

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東京の地下鉄風なWebテクノロジーマップ
統計で世界を制す 政府統計の総合窓口「e-Stat」
ワンクリック募金で社会貢献

<追伸>
僕は電子辞書に関しては今まで否定的だったんですが、最近導入してみてすごーく便利なことがわかりました。類義語の辞書と切り替えるのも一瞬だし、何より辞書を引いてる間にどこを読んでいるか忘れなくていい。電子辞書を選ぶときは、できれば英英辞典と類義語辞典が入ってるやつを選んだ方がよいです。英和・和英だけだとあんまり英語が身につきません。英英辞典で最初調べて、それでもわからなかったら類義語でピンとくる単語を探す、というサイクルを身につけると、ボキャブラリーが効率的に増えていきます。

2009/05/05

東京の地下鉄風なWebテクノロジーマップ

どのくらい先まで使えるかわかりませんが、現状のWeb上のテクノロジーを、東京の地下鉄マップ風に表している図があるみたいです。複雑で、広範囲にわたっているという点で、東京の地下鉄と共通点があったのかもしれないですね。


これで見ると、やっぱりGoogleが成功してるなって感じを出してます。Amazonも結構いろんなサービスを提供してて、安定した成功を収めているように見える。AppleはiPodやiPhoneと連携するiTunesが存在感を見せてますね。日本のサービスでは「はてな」と「2ch」「mixi」が掲載されてます。世界基準でみると、人口も規模もまだまだなのかなぁという感じ。

聞いたことない名前もたくさん載っているので、これを参考に将来性を踏まえて使うか使わないかの判断をしてもよいかと思います。Bloomberg LPというのが、結構存在感でかいんですが、何のサービスなんでしょうね?

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海上自衛隊の食事のレシピが公開されている
Googleが契約した人工衛星「GeoEye-1」の画像

<追伸>
いやぁ、休みって素晴らしい。今日はブログのテンプレートを午前中ちょこっといじくって、これから昨日買った本でも読もうかと思います。最近、「日本は終わってるからアメリカに行こう」みたいな議論がWeb上で起こってるようです。おそらく日本でチャンスを掴めず、働く機会も無いような場合は、アメリカに留学してそのまま働くってのもいいのかも。でも、それは恐らく日本にいるよりももっと大変な壁を乗り越えなければならない、という覚悟をしておかないといけません。まったくもって簡単な道じゃありません。ちゃんと勉強しないと、卒業できませんからね。しかも卒業しても、評価されるのは大学名ではなく、中身だったりしますから、適当に卒業にこぎつけてもやっぱり大したこと無い結果に終わるのかもしれません。まあ、日本は飯がうまいからねぇ。無理してアメリカに行くことはないと思うけど。物見がてら、ちょっと覗いてみるくらいの気持でいいんではなかろうか。

2009/05/04

Bloggerのテンプレートを変えてみた

ブログの見た目を変えてみました。テンプレート自体をいじったのは初めてなので、かなり時間を食ってしまった。尚、このテンプレートは以下のリンクからいただきました。

Fresh Blogger Template

自分で作ったわけじゃないので、世界を見渡せばどこかに同じテンプレートを使っているブログがあるのかも。

テンプレートを変更したら以下の現象が
 「はてなスター」が動かない(対処法不明)
 Faviconが復活しました(head上部に移したから?)
 上部バーにFlickrとContactリンクを設置(特に意味なし)

後はまあ、いままで通りです。もうちょいサイドバーの情報を充実させていきたいところですが、今日は疲れたのでやめとこ。よく海外のブログにある「About Me」的なものをちょっと作ろうかなと。

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YouTube!をいつも高画質で再生する設定
SafariからFirefoxに乗り換えたが結局Safariに戻った
久しぶりに恋愛について考えてみた

<追伸>
今日は近所の温泉に行ってきました。手軽に温泉に入れるってのは、いいですね。じっくり温泉につかって、その後休憩室で本を読みました。「自衛隊はどこまで強いのか」という本を読みましたが、これが意外に面白かった。集団的自衛権の論文が問題となり、航空幕僚長を解任された、田母神さんという方に対するインタビュー形式でかかれているのですが、現在の防衛に対する問題点をわかりやすく解説してくれてます。とにかく自衛隊は法にがんじがらめにされていて、必要な時に動けない状態にある。もっと有効に外交カードとして自衛隊を活用できれば、日本の将来的な防衛も少しはよくなるだろう、という意見でした。まあ、解任されたことに対する腹立たしさが随所に現れてましたが、こういうエネルギーのある人を解任してはいけないような気がする。
自衛隊はどこまで強いのか (講談社プラスアルファ新書)