飛行機でドバイ経由でカサブランカまで行くのですが、この時点で待ち時間も含めてほぼ24時間。そして、電車で3時間かけてカサブランカからフェズまで移動しました。この移動がきついんだな。電車は一等車両でもかなり安く、1400円程度でした。部屋に6人が座れるゆったり座れるシートがあって、意外と快適。
世界遺産にもなっているフェズ・エル・バリの革工房。ここの眺めはいいんですが、アンモニアで革のにおいを抜く工程があるそうで、それがくせーのなんの。アンモニアでにおいを抜いてから、いろんな色に染め上げるんだとか。フェズの街を歩いていると「ナメシガーワ」と言われます。最初なんのことかわからなかったのですが、「なめし革」のことらしい。フェズの旧市街は迷宮の様になっていて、地図なんぞ役に立ちません。なので、自称ガイドを名乗る人々がむらがって「ナメシガーワまでつれてってやるよ」って言ってきます。親切心じゃなくて、金目当てで。あれだけ下心丸出しにされると、怒る気にもなれない。
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宿はフェズの新市街の方にあって、それなりのビルでした。でも、トイレとシャワーにこもる熱気とにおいがすごくて、あんまりきれいではなかったですが、それでも疲れていると寝られるものです。新市街には噴水とかあったりして、町並みはヨーロッパな感じ。フランス領だった時に新市街は建てられているらしいので、その影響をもろ受けている感じ。旧市街とのギャップがすごい。
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フェズはやっぱり昔ながらの雰囲気を漂わせている旧市街がメインですね。でも、あの人々のがっつきかたがどうにもなじめませんでした。それも文化だと言われればそうかなとも思いますが、あんなことやってるとそのうち観光客こなくなってしまうんじゃないの?と心配になりますね。まあ、一見の価値はありですが、あそこで買い物しない方が身のためです。
次回はフェズでの買い物について書きますかね。
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<追伸>
モロッコの後遺症で、下痢が止まりません。個体を見る日がいつかくるのだろうか?病気というよりは、胃腸が単に疲れている感じ。今週いっぱいそっとしとこう。
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