世界遺産でもあるフェズの旧市街、フェズ・エル・バリは「迷宮」として有名です。地球の歩き方にマップが掲載されていますが、はっきり言ってなんの役にも立ちません。メインの通りがあって分岐しているような感じではなく、どこもメインの通りに見えるほどごちゃごちゃに店があり、一本道を間違えるともうわからなくなります。いやぁ、恐ろしいところでした。
僕が学んだフェズでの教訓は以下の通り
土産はフェズで買うな
フェズは大きな市場なので、たくさんのお土産が売っていますが、かなりの確率でぼったくられます。お土産を買うならマラケシュの伝統工芸館というところが、値段もリーズナブルで落ち着いて買い物ができるので、そちらがお勧めです。それに、フェズの中で一つ買うと「俺の友達の店に来い」といわれて、無理矢理カーペットなどを見せられます。別に押し売りはされませんが、そんなものに付き合っていると見て回る時間がなくなるので、関わるのは止めておきましょう。
革工房だけは見ろ
革工房の「タンネリ」は一見の価値ありです。フェズの人々がしきりに「ナメシガーワ」と言って近づいてきますが、無視しましょう。どうやらなめし革まで連れて行ってやる、ということらしいのですが、金を要求されるだけなので止めておきましょう。タンネリでは革のにおいを取る工程で使うアンモニアがものすごい臭気を放っていますが、工房を上から見るとなかなかの光景です。上から見るにはテラスにあがる必要があるのですが、そこで10DH程度のお金を要求されます。まあ、ここだけは大目に見てお金を払って景色をみせてもらいましょう。景色を見ると必ず革製品を勧めてきますが、特に気に入った物がなければやめておいた方がよいと思います。とにかくフェズでは極力買い物を控えるのが観光のコツです。
午前中で切り上げろ
フェズを歩き回るとかなり体力を消費します。たくさん歩いても見切れてない感じがしますが、どこまで行っても同じ商店街が広がっているだけなので、全部回る必要はないと思います。午前中ぶらっと回ってタンネリみて、あとは新市街とか別の場所を観光しましょう。フェズに滞在するのは金と体力を無用に消費します。「買い物はマラケシュ」と心に刻んでおきましょう。
以下は別の方が撮影した動画ですが、こんな風景がずーーーっと続きます。
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<追伸>
モロッコから帰ってきて、数日たちますが、まだお腹を壊したままです。いまだに固形を見ません。でも、昨日くらいから体調が戻りつつあるので、今日くらい見られるかな。ブルガリアヨーグルト食べて、胃腸を回復させます。