2011/05/28

医療エンジニアの需要はありそう

病院に通うようになって、最近の病院はかなりIT化が進んでいることがわかりました。レントゲンやMRIの結果はPCのモニターですぐ見られるようになっているし、大きな病院だとカルテも電子化されていました。医療機器も操作が複雑になっていたりして、かなり技術的なことを知らないといろんな機材のメンテナンスができないんじゃないかと思いました。実際のところ、あの辺のシステムは誰が管理しているのだろうか?外部メーカーかな。トラブルとかあると大変そう。

医療ITはコスト高と人材不足で伸び悩み
実際のところ医療のIT化ってのは遅れているみたいで、導入するコストが高いってのもありますが、医療ITのシステムエンジニアリングをできる人材も少ないことが要因のようです。お医者さんも忙しいですから、自分でメンテナンスってのもできないだろうし、そもそもIT化による効率化でより多くの患者さんを診察することができるってところがメリットなのに、メンテナンスに大きな時間を割いてては本末転倒ですよね。

今後は病院に一人エンジニア常駐とか
メンテナンスもさることながら、やっぱり各病院に適した医療システム全体を構築する人材がいないんじゃないかなと思います。電子カルテとか医療機器とか、パーツを売るメーカーはたくさんありそうですが、病院に適したシステムを立案できて初めて医療ITの意味がでてくるのかなと。なので、病院側とメーカーを橋渡しするエンジニアの需要はこれから伸びてくるのではないのかなと思います。いままでの病院のスタッフとは別に「医療エンジニア」が常駐する病院とかでてくるかもしれない。

医療+技術
医療エンジニアの難しいところは、医療と技術というどちらも非常に難しく、多くの知識が合わさっているところですかね。病気の診断ができる必要はないとは思いますが、医療の現場がどういう風に流れるものなのかを知らないと、ちゃんとしたシステムは組めないでしょうね。また、病院のシステムはちょっと間違うと人の命に関わるので、責任も重大です。医療エンジニアは休む間がないかもなぁ。個人病院をいくつか掛け持ちしたら、廃人になってしまいそうだなぁ。

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<追伸>
今日久しぶりにPS3でCall of Dutyやりました。久しぶりなんですごく新鮮でしたね。なんだかんだ言っても、ゲームが好きな人は戻ってくると思いますね。セキュリティの問題はあるが、ゲームの楽しさはそれを上回ると思う。でも、クレジットカード番号は登録したくないなと思います。多分PSN Storeはすごく売り上げが下がるんじゃないかな。せっかくゲームもネット配信の時代になってきたかと思ったのに、これでまた小売業者のパワーが強くなるかもしれないなぁ。