最近にわかに3Dをうたった製品がリリースされていますが、本当に3Dって必要?
僕がひっかかるのは、3Dにしても情報量が増えないということ。もちろん奥行きという情報は増えているんですが、その奥行き自体に必要な情報がない。奥行き情報が必要な時って、どんなケースだろうか?サッカーを目線レベルで中継したりした時には、奥のプレイヤーとの距離感みたいなものがあるといいのかもしれない。でも、そこまでしなくても、上空から撮影すればプレイヤー同士の距離感ってのはわかるしねぇ。
映画も3Dにすることで、映像自体の迫力みたいなものはでるのかもしれない。でも、映画って映像だけじゃなくて、内容とか演出が大事だったりするわけで、そこは3Dにしてもしなくても、不変な物ではある。アバターは確かにすごかったみたいだけど、作品の感動は3Dだからじゃなくて、内容そのものだったんじゃなかろうか。
僕が思うに、この3Dの流れは「もう他にテレビを進化させる部分がないから、とりあえず3Dにしとけ」っていうところからきているような気がしてならない。つまり、何かを表現するために3Dが現れたのではなく、「3Dという技術があるから、これを使って何か表現できるものはないか」という技術先行型の理由が強いと思う。いまいちユーザーの視点に立ちきれてないなぁ、という印象を受けます。今の世の中だと「3Dなんかいらないから、もっと大画面のテレビを安くしてくれよ」って声の方が大きいんじゃないかなぁ。LEDバックライトの27インチ液晶モニターが2万円以下とかででたら、間違いなく買うね。
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<追伸>
明日の晩(というか次の日の明け方)、デンマーク戦ですね。特に観る予定はないですが、やっぱり気になって早起きしちゃうかも。これで予選突破したら、結構すごいと思う。