2011/08/13

「抜擢される人の人脈力」を読んでみた感想

「抜擢される人の人脈力」を読んでみました。


いままでにリリースされている自己啓発本のまとめを作った、という感じです。体験談のところは面白いけど、特に確立された手法を示してくれるわけではない。自分を象徴するような技術を身につけ、それを全面に押し出していくことで、大きなチャンスを掴めますよ、ということを言っている。

要するに「何かに熱中している人は、人を引き寄せる」ということなんじゃないかなと。面白そうに何かをやっている人を見ると、一体何をやっているのか興味が湧きますよね。そうしているうちに「じゃあ、うちでも仕事やってみてよ」とか「あそこの社長に紹介しといたよ」とか、そういう具合にうまく転がることがあるということなのでしょう。しかし、チャンスを掴める人もいれば掴めない人もいるので、勉強会とか開いて自分を宣伝する機会を設けましょう、と本の中で助言してくれています。

勉強会は自分と同じ思想や興味を持った人と出会えるという面でいいなぁと思います。僕の業界は、あんまり技術者同士での交流ってのはないのですが、一回勉強会とかやってみたいなぁ。でも、僕の周りは大企業に染まっている人が多く、当たり障りのない感じで、あんまりこみ入った技術的な話ができる人がいないですね。でも、身近なところでなんかテーマ決めてやってみようかな。

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<追伸>
男塾芸人面白かったですねぇ。僕は飛燕のファンでした。鶴嘴千本最強じゃん!って感じ。最終奥義が何度も何度もでてきて、びっくりさせられました。「あの最終奥義やったら死ぬんじゃないのかよ!」って。一度、鶴嘴千本が尽きたように見せるために、足で小石を飛ばして鶴嘴千本が外れているようにみせかけて、実は最後の一本があって勝負を決めた試合がありました。今思うと姑息なマネですね。