iPadは100万台も売れているみたですね。そんなに安い物でもないと思いますが、この売れ行きはAppleの想像以上でしょう。やっぱり電子書籍としての存在に期待して買っているのだろうか?
日本での発売は5月末ということですが、アメリカでまだまだ売れ続けるならば、日本での初回の市場投入量は少なくなるかもしれない。でも、100万台も売れば大体主要な層には売れ渡ったと見るべきかな。ひょっとすると、大学生に一人一台くらいのペースで普及しているのかもしれない。ハードが出回ると、あとはソフトの充実に注力できるので、これから電子書籍のラインナップがどんどんと増えていくことと思います。
日本でも、もしこれくらいの勢いで売れるようならば、出版業界も変わらざるをえないでしょうね。日本の本は著作権でがんじがらめだから、多分今年いっぱいくらいは洋書しか読めないという状態が続きそうな気がする。でも、漫画雑誌のたぐいは、本で赤字をこさえているようなやつはすぐに電子化に切り替えた方がいいんじゃなかろうか?原本一つ作ってアップロードすれば、印刷する必要ないし、在庫を抱える必要もない。本の違法ダウンロードは、音楽よりも進んでいないような気がするから、有料でも成功するんじゃなかろうか?メジャーな雑誌は、多分電子化の動きはすぐ取れないから、採算が取れていないようなマイナー系の雑誌が切り開いていけば、メジャーな雑誌も後を追うような形で電子化していくと思う。ジャンプも電子化して、昔のように1冊180円くらいにならないかな。まあ、今買ってないけどね。
本はまだまだ本の状態で売れるような気がするが、漫画とか雑誌は手っ取り早く電子化してほしい。雑誌は結構持ち歩くし、通勤時に手元で雑誌が買えたらいいよな〜、って思う。新聞もかな。iPadは活字だけではなく、画像もカラーできれいに表示できるので、やっぱり漫画に向いているような気がする。日本の漫画は世界でも評価が高いから、ドラゴンボール並みの世界的大ヒット作品がどんどん生み出されていくと思う(電子化されれば・・・)。
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<追伸>
今日は「1Q84」のBook 3を読んでいました。まだ、半分くらいですが、意外と展開が面白いかも。節々に理解しがたいところはあるけど、結構読みやすいんだよねぇ。荒唐無稽で筋が通っていないようでいて、でもちゃんと読める。これを書いた村上春樹は、かなりぶっ飛んでるけど計算高い人なんだと思う。