2008/12/08

FMT(高速剰余変換)を素数計算に応用できないか

ネットを検索してると、FMT(高速剰余変換)というのを見つけました。FFTよりも、多数桁の乗算に向いてるそうです。これは素数発見プログラムにも生かせるんじゃないかろうか。

まだ、内容を深く理解できていませんが、たたみ込み演算に持って行けると書いてある。そうすれば、CellプロセッサーのSIMD演算機能が生かせそうな気がする。

素数計算では多数桁のmodulo計算をするところがキーポイントとなっているはずで、この部分でFFTよりも優位性が出せるのであれば、より多数桁で高速な素数計算が可能になるのではなかろうか。

Cellもいいが、最近はGPUでの計算手法も一般的になってきてるので、ここらで一つ試してみたいと思ったりしてる。Core i7と共にCUDA環境を立ち上げるか?!

こういう計算手法を、一度腰を据えて勉強してみたいんだが、なかなかまとまった時間が取れない。一度学会でも覗いて、話を聞いてみたいものだ。π計算世界記録で使われたのはDRM法という計算方式らしいが、そちらもリサーチする必要があるなぁ。

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<追伸>
もうすぐボーナスです。今年は景気が悪いので、ボーナスも下がり気味ですが、一年の総決算にほしかった物でも買おうかと。レゴ・マインドストームズ。これ欲しかったんだよねぇ。とうとう買っちゃおうかな。Manoi PF01とのコラボレーションもできそう。
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