2008/07/14

ホントにありそうなSF小説「深海のYrr(イール)」

長編SF小説「深海のYrr」を読みました。いやぁ、ボリュームたっぷりで、久しぶりに興奮する本でした。


この小説はすごく綿密なリサーチに基づいて書かれていて、まるで本当にあったことかの様な錯覚に陥ります。海洋科学や地球科学、そしてそれらを観測する最新鋭の装置などは、すべて実在する研究内容だったりするみたいです。

話の内容的には(アビス+コンタクト)/2といったところでしょう。この二つの映画は本の中でも引用されます。実際にあったら嫌ですが、人類って地球規模でみたら案外もろい生物なんだな、ってのを痛感させられます。この本の様なことが起きる前に、やりたいことは全てやっとかないと、悔いだけが残りそう。

映画化されるという話ですが、これは結構楽しみです。僕の中では主人公のヨハンソン博士はロビン・ウィリアムズで決まりなのですが、映画のキャストが気になります。ヒロインが何人も出てくるのですが、この辺はあんまり有名どころを使って欲しくない。

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<追伸>
今フォトリーディングの本「あなたもいままでの10倍速く本が読める」を読んでいます。話題の速読法です。本を読み限り、結構理にかなっていてなんか効果ありそうな気がします。脳に画像を取り込むようにして本を読むね、なるほど〜って感じ。かなり練習しないといけないのかもしれませんが、こんな方法一つで本を読むスピードが上げられるなら、楽なもんです。今でもそんなに本を読むのが遅いというわけではなのですが、これでバンバン知識を頭の中に詰め込んでいけば、次のレベルが見えてくるのかも。10万円くらいでセミナーやってるみたいです。行ってみようかな。