2008/03/31

リッツ・カールトン的 円滑コミュニケーションLifehack

リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと」を読んでみました。ホテルの名前自体、正直僕は聞いたことが無かったのですが、ホテルのサービスの奥深さを知ることができました。コミュニケーションLifehackの王道的思想ですが、それを実践してるリッツ・カールトンはえらい。

ポイントとしては、

「相手の事を思い、それを行動に反映させる」

ということです。

真のサービスとは相手を思うこと
これはホテルのサービスだけのことではなく、普段の対人関係でも言えることです。人との付き合いで自分中心で物事を考えてしまい、ついつい言葉が過ぎてしまったり、嫌みや愚痴を言ってしまうことがあります。そのせいで関係が悪くなったり雰囲気が悪くなってしまったり、というのは往々にしてあることです。「相手の事を思う」というのは、このような状況に陥らない為の、根本的解決方法なのだと思います。先ずは「相手がどう思うか」を考えて、それから発言という習慣を身につけることが大事です。

相手を思って行動する
しかし、相手の顔色ばかり伺うと今度は自分の発言ができなくなってしまいます。ということは「相手を思う」だけでは足りないのです。その相手を思う気持ちを「行動」に移すことが大事なのだ、とこの本は謳っています。対人関係の悩みは誰もが抱えていることです。僕もコミュニケーションに対して、気持ちが消極的になってしまうことがよくあります。その消極的な気持ちの壁を乗り越えられる人もいるし、なかなか乗り越えられない人もいるでしょう。しかし、「乗り越えたい」と思っている人は、すでに相手に対する「気持ち」を持ち合わせている人なんだと思います。後は少しの「行動」が必要なだけです。

行動は些細なことから
「行動」というのは些細なことです。挨拶だったり、笑顔だったり、本当に日々の細かいことです。「人間関係が難しい」なんて難しく考えないで、まずは笑顔で挨拶してみましょう。多分それだけのことなんだと思いますよ。

でもホテル代はたけぇ
リッツ・カールトンの思想は素晴らしいと思う。しかし、リッツ・カールトンのホテル代は驚くほど高い。授業料だと思って一回泊まってみようかな、でもこの本の術中にうまくはまってるだけかな(邪推・邪推・邪推・・・)。

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<追伸>
いままで手厚いサービスのホテルって泊まったことありません。いたれりつくせり、ってのはなんか性に合いません。でも、女性とかすごく喜びそう。大事な人がいる方は、ぜひリッツ・カールトンへ足を運んでみては。まあ、僕は行けないけどね。