新時代の楽器「Eigenharp」というのがあるそうです。パイプの楽器は見たことありますが、これは完全にデジタル楽器みたいです。
全部で133個のキーがあるという、恐ろし楽器です。120個は上部に設置されていて、12個は下部にパーカッションキーとして設置されています。残り1個はミュート用らしい。演奏している動画を見ると、上部のキーはギターのような感じの指使いで弾いてますね。側面にスライダーのようなものもあるみたいです。キーをこするとビブラートがかかるのも面白い。値段は$5,800らしい。そんなに法外な感じもしないが、演奏方法を会得するまでに時間がかかりそうだなぁ。
デジタル楽器はインターフェスを自由にできるのがよいですね。全面タッチパネルでも面白いかなと思いますが、タッチパネルはボタンと違って「押してる感じ」が無いのが難しいところですね。Lemurは先駆けですかね。未来の楽器はタッチパネルが主流かも。
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<追伸>
アナログの楽器は「形状=出せる音」でしたが、デジタルの楽器は形状と音は別に考えることができるので、いままでの概念に捕われずに人間が扱いやすい自由なインターフェイスの楽器というのも作れるのかもしれない。音楽はいろんなスケールを覚えるのが大変なので、指使いは一緒だけど勝手にスケールが変わってくれるような仕組みを作ってくれないものだろうか。適当に弾いたら割とちゃんとした音楽ができたりすると、初心者には優しいかもしれない。