2007/11/24

アメリカ永住権の抽選に応募してみた

アメリカ永住権の抽選(Electronic Diversity Visa Lottery)に応募してみました。応募した内容をご紹介します。日本人であれば、高卒以上の学歴があれば応募できるようです。将来的にアメリカに移住することを考えている方は、応募してみてはいかがでしょう?応募は無料で、2007/12/2まで受け付けてます。

リンク:Electronic Diversity Visa Lottery
用意するもの:自分の写真(細々と決まりがあるので後述)

永住権を取得するとなにがよいか?
永住権を取得するメリットは、就職しやすくなるというところです。ワークビザがあれば働けることは働けますが、期間が限定されます。更に、企業がビザのスポンサーになる必要があるので、普通のアメリカ人を雇うより少しお金がかかるわけです。なので、学生のように実力の無いうちは、なかなか就職先を見つけることができません。僕も大学時代に何社かアメリカの企業に応募しましたが、面接も受けられませんでした。就職氷河期ということもありましたが、永住権があればかなりハードルが下がってくると思います。

応募するには写真が必要
抽選には、上記リンクからオンラインで応募できます。面倒なのは、自分の写真を用意する必要があり、それに色々と規則があります。画像をチェックしてくれるシステムも用意されてますね。寸法がきっちり合わないと、はじかれてしまうみたいです。正方形の方が自分が持ってるエディターで設定しやすかったので正方形で提出しましたが、長方形でもいいらしい(っつーかどちらかにちゃんと決めてくれ)。サンプルは全部正方形ですね。

 寸法:300pix x 300pix(正方形)or 240pix x 320pix(縦長長方形)
 サイズ:62.5kB以下
 フォーマット:24bit JPEG(カラーのJPEGならOK)

大変なのは画像だけ
画像さえきっちり用意できれば、後は名前と住所を書くだけです。画像ではじかれなければ、門前払いを食う事はないと思うんですが、落選した時の理由は通知されないので、慎重にやりたいところです。一度応募してしまうと、取り消せません。もう一度応募したりすると、自動的に失格になるとのこと。

昔は大変だった
昔は応募は紙で、書類に必要事項を記入して事務局まで送付してました。書類が届かないから落選したという事例があったらしくて、書類発送を代行する業者もいました。発送代行とは、わざわざ事務局に一番近い郵便局まで行って、ポストに書類を投函してくれるというきめ細やかなサービスです。書類作成もしてくれますが、まあウェブベースになったら、かなりシンプルになったので、特に代行業者を使う理由は無いように思います。むしろ当選したあとの方が大変なのかもしれない。

Wait & See
応募してしまうと、後は待つだけです。まあいつか当たるのかもしれません。永住権取得=アメリカ進出のタイミング、となりそうですが、倍率高いからなぁ。カナダの永住権取得は、アメリカほど難しく無いらしいです。とりあえずカナダの永住権を得て、カナダで働きながらアメリカの永住権取得を目指す、という手法もあるようです。

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<追伸>
旅行から帰国しました。現地はあんなに暖かかったのに、日本は知らない間に冬に突入してました。温度差で体を壊しそう。さて、旅行の行き先は・・・、下の写真みればわかるかな。詳細レポートは後日。
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