CEATEC 2009で三菱が大型の有機ELテレビを展示したようです。しかも155インチとは。でも、純粋な155インチテレビではなくて、4インチ x 4インチの小型パネルをつなぎ合わせて大型にしているそうです。みんな大型のものを作ろうと必死になっているが、これはこれでいいアイデアかもしれない。つなぎ目が気にならなければ。
ソニーとかSamsungとかが有機EL開発に関しては先行しているかと思っていましたが、三菱がこれでグイっときたかもしれません。有機ELは大型パネルになると、欠陥無しのパネルを作るのが非常に難しかったりするらしいのですが、小さいパネルモジュールのつなぎ合わせでうまく行くなら、こりゃまいったもんだね。
一ドットあたり数百umなので、つなぎ合わせ精度としては数umくらいあればいいのかも。まあ、それくらいならできなくもないかなと。CPUがマルチコアになったように、ディスプレイもマルチモジュールの時代になるのかもしれない。実際問題、スタジアムとかで使う電光掲示板とかは複数のディスプレイをつなぎ合わせているわけで、それが普通のテレビに応用できないわけがない、とは思う。
でも、ひょっとすると、人の目で見ると微妙なつなぎ目のズレが気になったりするのかもしれない。とにかく、大型有機ELテレビの市場投入は三菱が先行する可能性はある。これはダークホースが来たか。
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いつも本を読んでいるスターバックスがあるんですが、そこの店員さんで白のシャツを着てる人と黒のシャツを着てる人がいて、違いはあるのだろうか?といつも考えている。ひょっとしたらスターバックス界隈では、シャツの色で階級とかわけてるのかもしれない、なんて変な妄想してます。それを口実に、白いシャツ着てるかわいい店員さんに話しかけたいと思っているんだが、なかなかチャンスがないねぇ。まあ、そのうちやってみよ。