2009/10/06

Study Session(勉強会)ってあるの?

アメリカの大学ではStudy Sessionというのがあります。これは何かと言うと、ある授業に対して放課後学生同士が集まって一緒に勉強するというものでした。日本語だと勉強会とかになるんでしょうか?言葉もつたない僕でしたが、このStudy Sessionは大きな力となりました。

誰かわかる人がいて、その人に「教えてもらう」という感じではなく、互いに「教え合う」というものでした。なので、難しい問題に取り組むと誰も正解がわからなかったりしますが、大勢で知恵を出し合ったりすると、意外と解にたどり着いたりします。答えを教えてもらうよりも、むしろ答えにたどり着くまでの思考が大事だったりするので、大勢でそれをやるのはなかなか効果的です。また、授業と違って積極的に勉強する場なので、自発的な多いので効率的な議論ができたりします。

もう一つの効果としては、Study Sessionに参加することで強制的にその授業を勉強する時間を作ることができるというところでしょうか。つまらない授業だったりすると、なかなか自分で時間を割く気になりませんが、Study Sessionがあると、とりあえず行けば1時間くらいそのことについて勉強するので、0よりずっとマシな状態になります。

日本でも医学部とかだとそういうのをやっているという噂を聞いたことがありますが、一般的にはそういうのないのかもしれませんね。学力をお金をかけずに上げる一番の方法だと思うので、やっていないんだとするとちょっともったいない。

社会人になってからでも、そういう勉強会はやっている人いるみたいですね。僕としてはArduinoの勉強会とかやってみたい。「こういう使い方があった」とか「こんなの作ってみた」とかいう議論ができたら、さぞかし面白いだろうな。でも、身の回りにはあんまりそういう野心を持った人とかいないんですよねぇ。「今更勉強とかねぇ」っていう感じの人が多くて。まあ、呼びかけたらやるのかもしれないけど。

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<追伸>
勉強会を開催してもいいですが、多分初級レベルから始めることになるので、そんなの億劫です。どうせやるなら、かなり高度なところからやりたい。でも、そのレベルの知識を持ち合わせている人を呼び集めるってのも大変な者で、そうでないと初心者に不親切になりそうだし。まあ、やる前にあれこれ悩んでも仕方ないですけど、身の回りに人がいないってのがまただるい。

クリックで救える命がある。