ソニーが電源のワイヤレス化に成功したそうです。これはすごいね。
ソニー、電源のワイヤレス化に成功--50cm離れた機器へ60Wの電力を供給
電源をワイヤレスにすることは今まで不可能だったわけではないのですが、給電効率が非常に低かった為実用化されていないという話を聞いた事があります。半導体では、渦巻き上のアンテナを使って片方のチップから他方のチップに給電してみたところ、数%の効率だったという結果をなんとなく覚えてます。
このシステムでも、同じように磁界を使って電力を飛ばしているのですが、送受信のデバイスに新しい技術が使われているようです。「同じ周波数で共鳴している受電デバイスのみに伝搬する」というところがポイントですね。例えると、100個あるボールを何の秩序も無く一斉に投げたら、相手に届くボールは5〜6個だけども、受け取る側が「こっちに投げろ」という指令をだしておくことで100個のボールを確実に相手におくることができる、ってな感じじゃないかと思います。この「こっちに投げろ」が新しい技術なんでしょうねぇ。しかも、途中にある障害物も超えることができるんだとか。今は50cmと短いけど、そのうちもっと長い距離で電力を飛ばせることができるようになるのかもしれない。
全部ワイヤレスになっても、電源ケーブルだけは残るのかと思ってましたが、意外と電源ケーブルもすっきりなくなるのかもしれない。未来の世界では、送電線とかなくなっているのかも。電気料金を請求する方法が難しいな。
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<追伸>
最近なんとなく近い将来の予定を具体的に立てました。いままでぼんやりしてたこともはっきりとしてきて、これから何をやらなければならないのかが見えてきました。割と早いうちにスタートが切れたので、気持ちに余裕があります。実行に移すのはまだちょっと先ですが、今からやっときゃなんとかなるだろう、と思ってます。これが終わっても、まだまだこの先いろんな選択をしていくんだろうね。まあ、やるだけやって、ダメでも納得いくんじゃないかな。