右のカラムにアマゾンのランダム広告を掲載しているのですが、テクノロ散策のトップページを開くと「MOOG」がいつも掲載されています。ランダム広告は、ブログの内容にマッチしたアイテムが提示されるはずなのですが、僕自身全く「MOOG」が何者なのかわからず、ずっと気になってました。そこで今回「MOOG」の正体が何者なのかを少し調べてみました。
MOOGはRobert Moog博士が作ったシンセサイザーだった
MOOGとはRobert Moog博士が作ったシンセサイザーの事を指すらしく、広告にでているアイテムはRobert Moog博士についてのドキュメンタリーDVDみたいですね。解説によると、ビートルズやスティービーワンダーも愛用してるとのこと。アナログシンセサイザーの先駆け的存在だったのですね。確かに前ASMというアナログシンセサイザーDIYプロジェクトを紹介したことがありますが、Amazonはそのへんに反応したのかな。
MOOGの構成はシンプル&ベーシック
やはりアナログシンセサイザーは、筐体のでかさが重要なポイントとなります。見た感じ、MOOGもかなりの強者ですね。
MOOGは以下のコンポーネントで構成されてます。まあベーシックなアナログシンセサイザーの構成ですが、これが起点となっていまのシンセサイザーがあると思うとちょっと感動的ですね。VCFはLow PassとHigh Passだけか。
Voltage Controlled Oscillator
Voltage Controlled Amplifier
Envelope Generator
Voltage Controlled Low Pass Filter
Voltage Controlled High Pass Filter
Filter Coupler
Fixed Filter Bank
Sequencer
Sequencer回路なんか結構面白いですね。8つの制御電圧を内部オシレーターと同期して、順番に出力する回路とのこと。どういう時に使うのだろうか?昔の人はこういう回路を理解して、クリエイティブに使ってたんでしょうね。「昔のシンセサイザー奏者は電気回路の知識が豊富だった」という話しを聞いた事がありますが、本当に知っていたんだと思います。そうじゃないと、このへんはなかなか使いこなせない。
まあ、MOOGは結果的に僕好みのDVDだということがわかった。
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<追伸>
Manoi PF01を使うにはWindowsが必要なので、早速VMware Fusionを導入して仮想Windows環境を立ち上げました。仮想状態でも、Windowsはサクサク動く。やるなVMware。USB-Serialの変換ケーブルから通信ができればよいのですが、今持ち合わせがない。H8マイコンのボードでもこの際買って試してみようか。