2008/09/21

テクノロ散策的 本を書くとしたら何を書くか

ある本を立ち読みしたら、「専門家が本を書くのではなく、本を書きながら専門家になっていく」と書いてありました。なるほど、確かにそうなのかも。本を書くという作業は、いろんな事を調べて、ちゃんと裏を取らないと書けません。その調べる過程で成長すればよい、要するに「今専門家でなくとも本は書ける」ということです。誰にでも出版のチャンスはある!

では、僕が本を書くとしたら何を書くかを整理してみました。

SF格闘小説
僕は格闘物のマンガが好きです。「バキ」とか「修羅の門」とか、この手のマンガを読むと闘志が湧いてきます。僕はマンガが書けないので小説になりますが、リアルな空手バカ一代みたいな路線ではなくて、多少SFちっくなものとかが書いてて楽しいかもしれない。SF小説ってのは、やはりちゃんと科学に基づいてないとぶっ飛びすぎてて面白くないので、綿密なリサーチが必要です。格闘小説ではないですが、東野圭吾さんが書いた「鳥人計画 (角川文庫)」という作品は、かなり事実に沿って書いてあるっぽくて面白かった。僕もこういう感じの、リアルと空想の狭間の様な世界を書いてみたい。

文書の書き方本
くさる程同じ分野の本が出版されているかもしれませんが、僕なりの文書の書き方を一度まとめてみたい。かなり具体的にまとめている本もあるのですが、一回読んで「ああ、なるほどそういうやり方もあるね」という本が多いです。なので、僕としては文書を書くときに手元に置いておくリファレンスとなるような本を目指したい。「本を読む本 (講談社学術文庫)」という本があるのですが、イメージとしてはこの本の内容をもう少しスリムにしたような感じかな。

旅行記
これまた競合が多い分野ですが、僕の構想としては本とインターネットと組み合わせてみたい。文字は本に任せて、動画とか写真とかはまとめてインターネットに置いておくとかできないかなと。「Where the Hell is Matt」はなんの解説もないが、動画だけで世界のいろんな場所の雰囲気を味わえて面白い。でも、もう一歩踏み込んだサイドストーリーとかを本にまとめて欲しいな、と思ったのがきっかけです。「本を書く」という明確な目的があると、ちょっとした旅行も充実してくるし、もっといろんなところ行ってみようかな、というモチベーションも上がってくると思う。

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<追伸>
インターネットでいきなり本を公開してもいいのかもしれませんが、やっぱりプロの編集者が介在している本ってのはクオリティが高いと思います。本っていうのは一人でこつこつ書くという感じではなくて、著者以外にもたくさんの人の意見が反映されているものなのでしょう。音楽とかもそうですね。作曲する人がいて、更に編曲者がいて、プロデューサーがいて、それが世に出てようやく人の心を打つ音楽となる。たくさんの人でやる方が、一人の天才が作る物よりもずっといいものができるんじゃないかなと思う。まあ、誰だってごちゃごちゃ言われずに自分一人でやる方が楽なんですが、それはあくまで趣味のレベルなんでしょうね。