2009/09/07

NASAの奨学金

NASAが学生に対して奨学金をオファーしているようです。お金がもらえる上に、NASAでのインターンもできるんだとか。これは破格なオファーだ。

The NASA Aeronautics Scholarship Program

残念ながらアメリカの市民権を持っていないと応募できないようです。申し込みにあたっては、特に珍しい項目はなく、成績証明書や自分のバックグラウンドを説明したり、どんな研究をするのか説明したり、っていう感じみたいです。恐らく全米から選りすぐりの人たちが応募してくると思うので、まったくもって簡単な代物ではないですが、夢があっていいですね、こういうの。

あのNASAに提供してもらった学費で研究して、あのNASAでインターンして、多分望めばそのままNASAに就職できることでしょう。みんなが目指したがる科学研究の最先端NASAという存在が、アメリカの若手の科学探求心を底上げしているのでしょう。日本のJAXAもかなり魅力的ではあるが、「あのJAXAだぜ」ってみんなが言うほど知名度は無いのかもしれない。

アメリカでは奨学金ってかなり利用されていると感じたが、日本はどうなんでしょう?日本もあるとは思うが「私奨学金もらってました」って人に、いままで出会ったことがない。もらってもそれほど名誉ではないのだろうか?こういう不況だからこそ、企業とか研究機関が奨学金をオファーすることで、優秀な学生を育て損ねを防止できると思うが。でも、きっと奨学金上げたらバイトせずに遊んじゃうのかな、日本だと。

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<追伸>
今やっている仕事も面白いんですが、やっぱり人生短いからやりたいことやらなきゃね。ってことで、多分来年には転職するでしょう。今その為の勉強も始めてるし、関連情報も集めつつある。4年ごとに職を変えるっていうと、年配の人とかには反対を受けそうだが、今の技術職は一つのところで長々とやるよりは、いろんなところで知識を吸収する方がスキルアップができると思う。どこへ行っても、世の中の科学法則は変わらないし、やることが違ったとしても、あることの応用にすぎない。「ものつくり」ってのは、加工技術だけを差すのではなく、無形であるシステムそのものも作ることを指すのだと思う。なので、アメリカもある意味「ものつくり」立国だと思う。Web上のサービスが「ものつくり」で無いなんて誰が言える?キャリアを一つの場所で築くのではなく、いろんな場所で築いてもいいじゃないか。21世紀の生き方ってものを、これから切り開く。