僕は自分のやった業務について、常に報告書を書く様にしています。報告書は上司の承認とかももらわなければならないので、億劫だと感じる人も多いと思いますが、自分がやったことを形に残すのは重要なことです。報告書を書くには、内容をちゃんと理解する必要があります。その為には、細々としたところを調べ直したりする必要があるので、ちょっと面倒ではありますが、やったことの内容について改めて理解が深まりますし、新しい発見をすることも多いです(データが違ってて冷や汗が出る時もありますが・・・)。なにより、やったことが形に残ると達成感があります(終わった〜って感じ)。
新人時代には、どう書けばよいのか?というのがなかなか定まらないかと思いますので、僕が普段使っている報告書のテンプレートをご紹介してみます。会社の風土や上司のスタイルによって、多少修正が必要な部分もあるかと思いますが、僕は2社でこれを使って特に問題にはなってません。これをきっかけに、自分の書きやすいスタイルを構築してみてください。
【報告書テンプレート】
目的
目的は簡潔に書きます。目的がぼやけてると、読者に何も伝わりません。どういう背景でなにをしようとしているか、具体的に書きましょう。5年後に自分が見た時に、何をしようとしていたかわかるように書くのがコツです。
結論
目的に対して、なにが言えるのかを書きます。どういう効果が得られるのか、もしくは得られないのか等。これも簡潔に。何個もある場合は箇条書きで。
結果
内容によっては結論だけで閉じることも可能だと思いますが、僕の場合は実験結果や検討結果がほとんどなので、最終データや比較結果などを書きます。
考察
業務を通じてわかったことや、これからの課題などを書きます。
------ここまでで1ページにまとめる------
詳細
詳細の概要
1ページ目で書き切れない部分を、ここでは存分に書きます。説明したい内容がいくつもある場合は、何と何を説明するという旨を冒頭に書いておきましょう。ここを起点に、読者が以下の詳細の必要なところにジャンプできるように、何を何章で説明するかという道しるべを作る為です。
概要1
詳細1
内容は上の詳細の概要とリンクするように書きます。
概要2
詳細2
------テンプレート終了------
【報告書を書くときのポイント】
・なるべく箇条書きにする
・文章は簡潔に
・各項目の内容が前後の内容とリンクするようにする
・概要→詳細、の流れを常に持つ
・先ずは項目から書いて、全体の流れを作る
・図・表は必ず文章中で参照を促す
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<追伸>
moo.comのミニカードを最近よく配る機会があるのですが、レスポンス率は未だ0%。多分みんな面倒なんだろうね、登録が。こうなったらレスポンスが来るまで、配り続ける!