2007/09/05

留学の想い出「住まい編」

僕がアメリカでの生活から離れてから、割と月日が経ちますが、まだ昨日のことのように思い出せます。留学に興味がある方がいると聞いたので、僕の想いで話の中から役に立ちそうなところをご紹介してみたいと思います。

先ずは、なにはなくともの住まいからお話ししてみます。

最初の住まい
僕は最初の半年は大学の寮に住んでました。寮費は光熱費や食費など全部含めて月々$600くらいだった気がします。半期を寮で過ごして、次の期からは寮で出会った友人4人とルームシェアをし始めました。最初は学校関連の手続きがいろいろあったり、土地や大学の授業に慣れるのも大変です。なので、今思うと大学への手続き一発だけで済む寮は、非常に良い選択だったと思います。

寮生活ってどんな感じ?
寮生活は貴重な体験ですね。一つの部屋に2つのベッドと2つの机という感じ。年齢が上の人は、1人部屋をもらえるケースがあるらしいですが、大抵2人で1部屋です。トイレとシャワーが共同で、夜は大きなリビングにあるテレビでNBAみたり、ビリヤードしたり、という感じで常に人がいるので、寂しくなかったですね。さすがに部屋に誰かいると集中できないので、勉強は図書館でしてましたけどね。大学の図書館は24時間オープンで、常に静かなので重宝してました。

ルームシェアってどんな感じ?
アメリカのアパートは、日本のとはちょっとイメージが違います。アメリカで、特に大学付近で多いのは、タウンハウス型と呼ばれる一軒家みたいなアパートです。最初に住んだアパートは二階建ての4LDKでした。家賃は大体一人$200〜$300くらいが相場でした。サンフランシスコなどの都市部だと、一人$600〜$700くらいするみたいですね。アパートは、4人連名で一棟を一年借りるという契約を結びます。なので、自分が家賃をちゃんと払っていても、他の誰かの支払いが滞ると、連帯責任を負わされるわけです。家賃の支払いでは、痛い目をみたことがあり、ルームメイトの一人が、家賃を滞納したままとんずらこかれたことが一回ありました。関係者を探し出して、ちゃんと耳を揃えて払わせましたが、とんだ災難です。なので、ルームメイト選びは慎重にした方がよいです。

光熱費関連
電気・ガス・水道については、代表者一人が契約して、月々請求書が送られてくるので、それをみんなで割って払うという感じです。全部合わせて毎月一人あたり$50〜$60くらい払ってたと思います。カリフォルニアでは電気・ガスは「PG&E」という会社が一括して取り扱ってますが、水道は住んでるところによって違う場合があります。僕の住んでるエリアは「California Water Service」でした。今はどちらもネットで開通予約申し込みができるみたいですね。便利なもんだ。

アパートの設備
アメリカのアパートは設備が充実してます。冷蔵庫、オーブン、コンロ、電子レンジ、洗濯機、乾燥機、エアコン、は必ずと言っていいほど設置されています。無いのは、テレビと家具くらいなもんで、その身一つで行っても便利に暮らせる様になってます。日本ではあまりないケースですが、僕の住んでた街では、ソファがたまにゴミ捨て場に捨てられていました。僕のルームメイトは、2つ大きなソファを拾ってきました。よく考えると、僕が住んでたアパートの家具は全部拾ったものでしたね。また、中古家具は「Sarvation Army」というリサイクルショップで売られていて、立派なベッドやソファが$20とかで入手できるので、たまにこちらも使ってました。

共同生活の世界です
部屋こそ分かれてますが、ルームシェアしてるとあんまりプライバシーとかないです。アメリカ人は友人とか彼女とか平気で連れ込んだりするし、すぐパーティー開いたりします。そういう環境が「楽しそうだな」と思えない人は向いてませんね。僕は特に気にならなかったので、楽しく生活していくことができましたが、そこにつまずいてしまう人も多いみたいです。僕の大学には日本人は少なかったですが、日本人同士で住んでたりするケースが多かったです。

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<追伸>
iPod Touchが発表されましたね。迷った末に結局買っちゃうんだろうな、多分今日とか。