2007/08/21

新卒社員の為のお偉方と飲む時に有効なLifehack

大きな起業に勤めていると、年に一回くらいお偉方(〜部長、〜本部長、執行役員とか)と飲む機会があります。僕は幸か不幸か、そういう方達と飲みに行く機会が結構ありました。そのような経験を踏まえて、僕が考えた「対お偉方用Lifehack」をご紹介。

ポイントはただ一つ

「〜さんは昔はどんな仕事してたんですか?」

と聞きましょう。

こちらから口火を切りましょう
その人の経歴を、たとえ知ってても聞きましょう。そして、彼らがシラフのうちに聞きましょう。こちらから口火を切るのも大事です。正直言って彼らとの接点と言えば仕事しかないわけで、彼らも彼らで若手に対してどんな言葉をかけていいのかわからないので、向こうが一番話しやすいトピックをこちらから振って上げることで、場がスムーズに動きます。このトリガーさえかけえあげれば、後は彼らの独壇場です。仕事でそこまでのし上がった人たちですから、武勇伝なんぞ腐るほどあるので割と勝手にしゃべってくれます。

適度な相づちを打ちましょう
「昔はそうだったんですね」とか「今とはこういう違いがありますね」とか、いろんなブースターを後付けで装着させることもできるし、「この時はどうしてたんですか?」などトッピングを付けることも可能でしょう。変に突っ込まれて自分のことをしゃべらされるより、相手にしゃべってもらった方が遥かに楽なので、ちゃんと先手を取ることが大事です。話しが長くてかったるかったり、聞き飽きるケースもありますが、彼らのちゃんとした体験談は、まあまあ参考になるので、僕は暇つぶしくらいの感じでいつも聞いてます。

よい聞き役となりましょう
彼らが酔ってきて、「仕事は与えられるものじゃない、自分で作るものだ!」とか言い始めると、そこからは「仕事論」を語り始めるので、この時は静かに聞きましょう。余計な相づちはいりません。思い行くままにしゃべってもらってください。「お前はまだまだだ!」みたいなことも言われるかもしれませんが、「おっしゃる通り」と言っておきましょう。よく、本気で「参考になります!」とか言う人がいますが、お偉方が言ってることの大半はビジネス本に書いてあります。それを超えて参考になった話しなど、今まで僕は聞いた事がありません。

彼らは孤独なのです
位が上になるほど、人は孤独になっていくものです。その辺を理解してあげましょう。自分の思想をぶつけてもいいかもしれませんが、それは仕事の時にしましょう。宴会の時くらい、お偉方が「偉い立場」に浸れるよう、気持ちよく飲んでしゃべってもらってください。よく「若い人の意見が聞きたい」とか言う人がいますが、僕の意見が理解されるわけもないので、「それは置いといて」良い聞き役に徹します。女性に対する接し方と似てるかも。「うんうん、そうだね、その通りだね」っていう感じで、優しく優しく(でも、かわいい子とかはちやほやされて、全く孤独じゃないから、もっと邪険にしてもよいかもしれないと最近思ってる)。

出世なんかしません
ちゃんと話しを聞いてあげれば、名前の一つも覚えてくれるはずです。「それがいつかなにかの役に立てばいいかな」、くらいの気持ちでいてもいいかもしれませんが、なにか大きな物を望むのは止めましょう。僕は出世とかにはあまり興味ありません。お酒も飲めないので、注がれても一切飲みません。話しは聞きますが、それはあくまでその場を穏便に過ごす為の手段でしかありません。実際問題彼らにうまく取り入ったとしても、彼らに人事権など無いので、出世には何の効果もありません。なので、あまり気張らないことをお勧めします。

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<追伸>
こちらからメールとかしないと、なんの連絡もよこさなくせに、連絡するとやけに歓迎ムードな人が最近苦手だ。うざいと思ってんだろうな〜、きっと。俺だっておめぇをバカヤローだと思ってるよ、このバカヤロー。