僕はあまり文学小説とか読みません。なんというか、単調で起伏がない話が最後まで読めないんですよね。なので、文学はからっきしだめなんですが、文庫で発売されてる「まんがで読破」シリーズは、文学作品を漫画にしてくれてて、非常に読みやすく、わかりやすい。漫画だと、ホントにものの一時間くらいで2〜3作読める。
試しに以下の2作品読んでみました。どちらも読みやすかったです。
人間失格ってとてもえげつない話ですね。でも、人のご機嫌を伺いながら過ごす感じは、なんかわかるなぁって思いました。あと、蟹工船のすさまじい労働環境もえげつなかった。昔の文学は、人の生き様を「これでもかっ」てくらいにえげつなく浮き上がらせます。今の世じゃ、この作品はできないだろうねぇ。
文章で読んでないので、あくまでストーリーだけでしか捉えてませんが、確かに読んだ後自分の生活に一石を投じそうな作品です。今の世で、これら二つの作品のように、後生に読み継がれるような作品は生まれているのだろうか?
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<追伸>
最近は小説読むことが多くなりました。その前はビジネス本のサイクルだったんですが、読んでも読んでも同じことがかかれてるので、小説に切り替えました。しばらくしたらかかれるトピックも変化してくると思うので、それまでは小説で想像力を養うことにします。そして今日は久しぶりに雪が降ってるのをみました。すぐやみましたが、ただならぬ寒さを感じたので「ああ、冬なんだな」って再認識させられる雪でした。明日はもっと寒いとか。