2009/02/28

なかなか面白い「フェルミ推定」

グーグルの入社試験で「シカゴにいるピアノの調律師は何人いるか?」という類の問題がでるらしいのですが、それらは一般的に「フェルミ推定」の問題と呼ばれるそうです。そんな問題をまとめているサイトがありました。

Fermi Questions

面白いと思った問題を抜粋すると
・去年、地球上にいる人間の体重は何キロ増えたか?
・煉瓦はロンドンに何個あるか?
・水素原子が野球のボール程度の大きさになったとき、水素を構成する電子はどれくらい離れたところにいるか?
・ゴルフボールはスーツケースに何個入るか?


完全な答えの無い問題もありますが、答えが合っていることが重要なのではなくて、答えにたどり着くまでの思考が大事なんだそうです。問題だけみて「あ〜、ダメだ」って投げ出す前に、自分に与えられた情報はどれくらいあるか把握しましょう。あんまり細かく計算しすぎないのがポイントですね。こんな問題が就職試験でいきなり出されたら、びっくりするだろうなぁ。

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<追伸>
もう三月ですね。早いものだ。明日とうとう僕の部屋に光ファイバーが設置されます。ちょっと楽しみ。僕は基本的にインターネットしかしないので、光電話とか余計なものは一切使いません。光ファイバーにした方が、月々の支払いは今と同じで、更に充実したインターネット環境が得られるというのは魅力的。接続のところで、大きな問題がなければいいのだがねぇ。ところで、柳広司さん著の「トーキョー・プリズン」を読んだら、すごく面白かった。「ジョーカー・ゲーム」が面白かったので、期待してたんですが、その期待を裏切ることのない面白さでした。戦争を題材にするのが得意?好き?なようです。僕はあまり歴史とか詳しくないんですが、すごく時代背景がしっかり描かれていて、まるでその時代にいるかのような気持にさせられます。こういう文章力を得たいと常日頃から思っている。