2007/08/02

「iTunes Storeでの音楽ダウンロードが30億曲を突破」の記事に想う

GIGAZINEの「iTunes Storeでの音楽ダウンロードが30億曲を突破」を見て想う事。

日本のダウンロード数はどれくらいだったんだろうか?日本のユーザーってどれくらいいるのだろう?iTunesを見て感じるのは、日本版は「値段が高い」ということ。CDという媒体が無いのにそれは無いだろ、って感じ。日本のアーティストの値段は特に高い。やっぱり著作権の問題があったりするから、ということだろうか。こんなにiPodが出回ってるのだから、値段を下げてバンバン売った方が商売になるのではないかと思う。

Podcastはとてもいいと思うけど、Podcast内で音楽を流してはいけないとか、これまた深い著作権問題がからんでくる。「お金を払ってから使ってね」といういい分もわからなくもない。アーティストだって、必死になって作ったものだから、そんなに安売りしたくはないだろう。でも、昔の曲とか眠らせておくくらいなら、いろんなところで使ってもらった方がいい宣伝になるのではなかろうか?

こういうことを考え始めると、なぜかアメリカが素晴らしい国に見えてくるが、アメリカもアメリカで別のたくさんの問題を抱え込んでいる。外から見ている僕らには、いいところしか見えていないだけなのだろう。僕はアメリカに住んでいたが、やっぱり貧富の差は大きいし、差別だってあるし、きらびやかなところだけで評価してはいけないと思う。

しかし、シリコンバレーは僕にとっては夢の国だ。一度行ったけど、エンジニアだったらあの空気を味わったら絶対にもう一度行きたくなると思う。シリコンバレーのカンファレンスに行った事があるけど、みんな積極的に意見をぶつけあってて、講演内容もとても楽しかった。向上心のかたまりみたいな人たちばっかりで、それを見てるだけでもっとがんばらなければと思わされる。日本の企業はちょっと閉鎖的過ぎると思う。昔から、企業間の技術交流みたいなものはなかったのかもしれないが、これからの時代はどんどん意見をぶつけあって短期間でアイデアを洗練させていかないと世界のスピードには追いつけない。

それを踏まえて僕はどうすべきか。とりあえずは、いろいろ勉強して周りの人たちに意見をぶつけていこうと思う。やれることからやっていこう。

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<追伸>
最近ちょっと体調が悪い。食欲がないし、熱っぽい。夏バテかな。最近「LOST」を見始めた。なんか思ってたよりも面白そう。登場人物の背景がいろいろと描かれてて、サバイバル+ヒューマンドラマな感じ。続きが気になるぜ。