2007/07/16

残業時間を月40時間減らすLifehack

僕は一年前に転職したのですが、新しい職場でいろんなことLifehackを実験しています。その中でも、月の残業時間を減らすのに最も効果があった方法をご紹介します。

<残業時間を月40時間減らす方法>

昔はフレックスでした
僕は転職前はフレックスで、10時出社でした。10時に出社して、ぼけっとメールを見てると、あっという間に12時の昼休みになってしまいます。なので、実質の仕事は13時からということになり、結局帰るのは早くても夜九時かそれ以降という生活が続いてました。

朝の2時間を生かすには早寝早起き
この朝の2時間をなんとか生かすことができないか?と考え、策として「早寝早起き」をすることにしました。人間起きた直後は頭が働きませんが、2〜3時間すると完全に目覚めます。僕は最低でも完全に目覚める感覚になるまで、2時間かかります。10時出社の時は大体9時起床だったので、僕が100%の力を発揮するのはお昼過ぎだったのです。どうりで2時間棒に振ってしまうわけです。今は朝8時業務開始なので、それに合わせて5時〜5時半くらいに起きています。そうすると、朝8時の時点で100%の力を発揮できることになります。

睡眠時間も大事です
睡眠時間も大事で、僕の場合は7〜8時間寝ると次の日完全な状態に戻ります。6時間だと、前の日の疲れを引きずったままとなり、朝のスタートダッシュができません。よって、僕は平日は9時〜9時半に就寝するようにしています。

一番重要な案件を一番先に
朝一はその日にしなければならない、最も重要な仕事から手をつけることにしています。一日に集中できる時間は限られているので、「最も体調が万全な時に、一番集中力が必要なことをさせる」という思想です。お昼休みまでに、少なくとも一つの案件が終了していると、午後からの時間は余裕を持って過ごす事ができます。午後は周りも活動的になってくるので、電話がかかってきたり、会議があったりで集中できる時間が取りにくいので、なるべく重要な案件は朝にやってしまいましょう。

効果としては
朝の2時間を使って、帰りを2時間早めると「朝の2時間/日 X 20日/月実働 = 40時/月」という単純な計算ですが、確実に40時間残業を減らせます。別の言い方をすると、毎日2時間自分の為の時間を取る事ができるのです。僕は転職前は平均して月50時間くらい残業をしてましたが、転職後は月10時間以下です。単純なことですが、非常に効果は大きいと思っています。

時間は有限なリソースです
時間は個々の人間に与えられた、独自のリソースです。僕らはそれを切り売りしているわけですが、会社としても短い時間で業務が終わった方が無駄な残業代を払わなくてすむし、働く側としても自分のやりたいことに時間が割けることになるので、これこそ WIN-WIN の関係です。時間をかけることを美徳とせず、時間をかけないことを心がけましょう。

でも、仕事終わるか心配だなぁ
しかし、40時間も月の残業を減らしてしまうと、業務が終わるかどうか不安、と思われるかたもいるかと思います。そういう方は、こんな考え方をしてみてはいかがでしょう?

一日実働8時間
40時間の残業は実働5日相当
月の実働20日

とすると

25日(残業あり)/20日(残業なし) = 1.25

つまり、一日の業務効率を1.25倍にすればいままでと同じ量の仕事ができるわけです。1.25倍の効率ってそんなに難しいことじゃないと思いませんか?ちょっとしたことでもいいので、毎日の効率を上げる努力をすれば1.25倍なんかすぐ達成できると思いませんか?

僕は会社に全てを尽くすことなんかできません。そんな人生まっぴらごめんです。上の世代の方々はもうちょっと違う思想を持っているのかもしれませんが、僕は(もし結婚できたら)家族と過ごす時間を少しでも多く取りたいと思うし、いろんなことに挑戦する時間だって欲しい。時間はお金では買えませんから、なるべく大事に使って行きたいものです。

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<追伸>
ウェブ進化論を書いた梅田望夫さんが、新しい本「フューチャリスト宣言」を出していた。シリコンバレー在住の方で、インターネットの今後についてすごくポジティブな意見を持っている。う〜ん、僕のシリコンバレーへの熱を煽るなぁ。ちょっと前倒しして行っちゃおうかな、なんて考えたりして。