僕はいつも誰かに想いを告げるのには、それほどの苦労しません。ためらって、後回しにということはいままでなく、割とすんなり消化できる方です。無論毎回その想いが相手にすんなり受けいれられるかと言うと、まったくもってそうではないのですが、単に「告げる」という作業に関しては、大きな壁を感じる事はありません。
そこで、なぜ僕は「すんなり想いを告げることができるのか」、僕なりの考察を5つのポイントとしてまとめてみましたので、この夏に向けて誰かに想いを告げる必要のある方に参考になれば幸いです。
【想いを告げる為の5つのポイント】
1:午前中から合う
人間誰しも長い時間を過ごすと、自然と心を開いてくるものです。何かを告げる場合、会っていきなりでポンというのはかなり展開としても強引で、自分の気持ちの中でも「強引だなぁ」という逆向きの気持ちが働いてしまいます。やはり、太陽が昇っている時に会うと相手の警戒心も緩まって会話しやすくなり、そこから一日過ごして会話すると結構深くお互いを知ることができます。意味深な雰囲気よりも、「何でも話せる雰囲気」を作る事が重要と考えます。さすがに一日話したりすると、話すトピックがなくなってくるので、そのへんが意を決する時間帯かなと思います。
2:歩きながら話す
止まって面と向かって話すと、どうしても焦点がお互いに向きすぎてしまい、最後のワンステップに歯止めをかけることになりかねません。ストレスは判断力を鈍らせます。なので、歩きながら話して相手の焦点が自分に集中しすぎないようにしておくと、ストレスをある程度軽減させることができます。
3:一日過ごした感想を述べる
最初はレストランで食べた食事の感想などを当たり障りなく述べ、そこからその人物に対する感想(印象)を話しましょう。できれば「話しがしやすい」とか「おいしそうに食事する」とか相手を褒める分類の感想がよいです。どんな人でも、一日一緒にいれば一つや二ついいところは見つかると思います(悪いところが十個見つかるケースもありますが)。「レストランがまずかった「、とか「映画がつまらなかった」とか、ネガティブな経路の自分の主観は言うのを止めましょう。雰囲気を悪くするだけです。全ては次の「今日の目的」を述べるところにスムーズに連結させることが狙いなので、なるべくその人個人に絞った感想を述べましょう。ここから徐々に焦点を絞って行きます。
4:今日の目的を述べる
まだ核心にはせまらず、「あなたの事を知りたかった」ということを説明しましょう。この前置きは「一日の感想を述べる」で成されているので、会話の流れも強引なところはありません。こうした流れを作っておくことで、いきなり本題に入るという強引な橋を渡らずに済みます。
5:「あなたの事を知りたかった」理由を説明する
なぜ、「あなたの事を知りたかった」のか。その理由は言わずともお分かりでしょう。自然な流れとともに、ここでフィニッシュです。その後「ごめんなさい」って言われると、違う意味でもフィニッシュです。お疲れさまです。
まとめると
何事も0から100にいきなりジャンプするには、瞬間的に非常に大きなエネルギー消費が必要となります。その消費するエネルギー量に臆し、自分のキャパシティーの限界を感じた場合は「今日は調子悪いからやめとこう」という具合になりチャンスを逃します。しかし、ある程度プロセスを踏まえて「0→20→40→60→80→100」としていけば、最終的なエネルギー消費量は同じですが、瞬間エネルギー消費量の上限値を越えることなく最終目標を達成することができます。一気に100は無理でも、20を5回ならそれほどの壁を感じませんよね。
どうやって出会って、どうやって午前中から会うアポを取れるのか、というのはまた別問題ですねぇ。その辺は運次第なので、がんばりすぎるのはやめましょう。
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今日は選挙に投票したあと、日光東照宮を見学してきました。眠り猫はサイズこそ小さいですが、やはり他の装飾物に比べると詳細まで彫り上げられてて、格の違いを感じましたね。