Arduinoというオープンソースのハードウェアがあるんですが、最近にわかに盛り上がってきているみたいです。
Wikipedia:Arduino
Aruduino公式 HP
「オープンソースのハードウェア」を言い換えると「開発環境とハードウェアの情報が公開されているマイコンボード」ということです。う〜ん、言い換えてもわかりにくいか。
開発環境が公開されているということは、メモリーの番地とかを確認しながら、ちまちまプログラムを書く必要がないということです。しかも、Arduinoの開発環境だとFlashから制御することもできるみたいですね。いきなりかっこいいインターフェイスを搭載することができます。
ハードウェアの仕様が公開されていると言っても、必要なのは公開されているIOがどれなのかくらいでしょう。本来のマイコン基板ならば、メモリー領域を不正に使ってしまわないように注意が必要なところですが、その辺はコンパイラーが適当にやってくれるのだと思います。
ユーザーは、IOの状態とインターフェイスだけに集中すればいいので、マイコンボード開発で「一番楽しい部分」だけやってればいいことになります。もちろんハードウェアには制限があるんですが、普通は通信と開発環境の立ち上げで一苦労するところなので、その辺をすっとばしていきなり楽しいところができるってのはいいかもしれない。WEBと連携したハードウェアとか、簡単に作れそうですね。
IOにセンサーを付けたり、モーターを付けたりすることもできるので、マイクロマウスとかにも流用できそうです。IOを駆使すれば、他の基板との通信とかもできそう。
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<追伸>
Appleから新しいiPhoneがでましたね。まあ、見た目としては変わらないけど、速くなるってのはい〜んじゃない、って感じ。あれだけのハードウェアだから、そんなに大きく変更はできないとは思うが、もう一ひねり欲しい気もする。iPhone OS 3.0になるらしいので、操作とかはいままでよりも便利になったりとかするのかも。Cut&Pasteができるようになったのだとか。今時そんなもんできない方がおかしい気もするが、大きな一歩ではあるね。