2007/07/14

最強のDecision Makerとなる方法

仕事に関する僕のLifehackをご紹介します。

僕は常に自分自身がDecision Makerとなる、つまり僕が全ての方針を決めるつもりで仕事に挑んでいます。無論全ての事に対して、僕の意見が通るというわけではないですが、最低でもなんらかの起点となることを心がけています。この物事の「起点」となる僕なりの方法をまとめてみました。

他人に決定権を委ねるのはNG
たまに会議で「どうしましょうかねぇ?」という言葉を聞きますが、これを発すると大抵の場合みんなダンマリになります。正直言って、みんなそれほどの主張を持って会議に挑みません。抽象的に意見を求めても空振りするのがオチで、静かな時間を浪費してあっという間に2時間経つ、なんてことになってしまいます。

自分で勝手に方向を決めてしまおう
人は皆誰かが先を走ってくれることを望んでいます。大変なことが多いので、誰も先頭は走りたくないのです。しかし、誰かが戦陣を切って、行く方向を指し示さなければどこにも進めません。そこを自らが一踏ん張りして、「自分で強引に方向を決めてしまい、その方向を提案してみる」ということをしてみましょう。無論、提案する方向はある程度なにかに基づいた結果で、その根拠を説明することが必要となります。その根拠に自信が無い時もあるかもしれませんが、間違いを恐れてはなにも進みません。提案してみることが大事なのです。具体的に言うと、

「今こういう状況なのですが、どうしましょう?」
 →他人に全てを委ねるのはNG

「今こういう状況で、自分としてはこういう理由でこうしたいと思うがどうでしょう?」
 →ここまで進めれば最高

間違い探しは簡単です
「どうすべきか」を考えるのは誰しも多大なエネルギーが必要なので、あまり意見がでませんが、「それが間違っている」という意見は大したエネルギーを使わなくてもでてくるものです。自分の提案に対して、批判でもなんでも意見が多数でてくればこちらのもので、後はその意見をまとめて軌道修正をすればよいだけです。時には180度違う方向に向かうこともありますが、なにも決まらないよりもずっと前進したことになります。

でも、批判されるのは気分悪い・・・
ガツンと思い切った方向性を提案すると、かなりぶっ叩かれます。はっきり言ってバッシングの雨霰です。しかし、それが「先頭を走る」ということなのです。そういうバッシングを発する人たちは先頭を走るあなたの背中を見て、安全な位置であーだこーだぬかしてるだけですが、そういう第三者の目から見た意見をどれだけ引き出せるかが重要なのです。まあ、僕も聖人じゃないので、重箱の隅をつつかれたりすると、正直ぶっ飛ばしたくなります。しかし、そこをぐっとこらえて「俺の背中を追って安全な道だけぬくぬく進んでこいや」と大きな心を持つ様にしています。

練習としてできるところから
先ずは練習として、「夜ご飯なに食べたい?」と聞かれた時に「なんでもいい」と答えるのを止める努力をしてみましょう。

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<追伸>
せっかくの三連休は台風の影響でずっと雨っぽいですね。今日はまだ小降りだったので、元気にフットサルしてきましたが、明日は部屋こもってしまいそう。まあ、じっくり本でも読もうかな。