Mac OS X 10.5 LeopardはGeotaggingに対応するという記事がありました。
Mac OS X 10.5 gets geotagging support
Geotaggintとは
Geotaggingとは写真にGPSの情報をリンクするフォーマットで、Leopardだと写真にリンクしているGPS座標の位置をGoogle Mapで開いてくれたりするみたいです。FlickrもGeotaggingに対応してますね、いちいち座標を手入力するのが面倒だが。
座標をリンクさせるのが面倒
マニュアルで写真と座標データをリンクさせる以外に、専用のソフトを使ってGPSレシーバーの座標情報と写真をリンクさせる方法があるみたいですが、写真を取った時にGPSレシーバーで座標を登録しておかなければならないので、まだちょっと不便ですね。シャッターを押した回数だけ座標を保存しておかなければいけない、ということだろうか?だとしたらちょっとやってられない。一回ミスると座標情報がずれてしまう。
GPS搭載のカメラは?
GPSを搭載したカメラは今のところなくて、外部のGPSレシーバーと連携するような製品がでています。ニコンのD300・D3はケーブルでGPSレシーバーに接続して、写真を撮った時に自動的にGPS座標も保存してくれるみたいです。キヤノンのEOS 40D・EOS-1Ds Mark IIIは、オプションでGPSとワイヤレス接続するインターフェイスを持っています。
コストの問題もあるので、現在のところGPS搭載のデジカメラインナップはどこも無いみたいですね。まあ、GPSレシーバー単体で数万円するので、さすがにコンパクトデジカメにその値段を上乗せされると、消費者としてもつらい。もうちょっと、GPSレシーバーのユニットが安くなればGeotagging対応のデジカメも出回ってくるでしょう。手ぶれ補正の次はGPSか?
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<追伸>
いままで僕は、激しく黒字を生むような製品開発をしたことがありません。赤字覚悟か、市場で劣勢か、という逆境での仕事が多かったりします。それでも仕事が楽しくないということはありません。しかし、企業に勤めてると自分の開発した製品が赤字だろうが黒字だろうが、結局お給料に差はでなかったりします。終身雇用が売りでもあるとは思いますが、そろそろ日本企業も社員のモチベーションを上げる新たな術を考える時代に突入してるのかもしれませんね(でないと、シリコンバレーとかに脱出しちゃう)。