2008/03/08

SONY創業者 盛田昭夫氏の教え

SONY創業者 盛田昭夫氏の教えをご紹介。SONYの文化はすべてここが始点なんでしょうね。

1)自分を信じる
2)小さいところから育てる
3)良い名前を付ける
4)直感を疑わない
5)失敗を恐れない
6)品質の高い商品を作る
7)何か「違う」ものを作る
8)市場を作る


3)の「良い名前を付ける」は面白いですね。商品の名前だけでそれがなんなのかわかる時がありますが、そういうのが良い名前なのかもしれません。SONYではありませんが、「PC-98」は英数字の羅列ですが意外としっくり来るのも不思議。これは市場に広く出回って認知された結果ということなのでしょう。NECの製品は全体的に真面目でお堅い感じだから、SONYとは対照的ですね。

名前の大事さを踏まえて一眼レフの名前を見比べてみる。

ニコン:Dxxx
キヤノン:EOS Dxx
SONY:αxxx
Olympus:E-xxx
Pentax:Kxxx
Fujifilm:FinePix

キヤノンはEOSという冠ワードがありますね。ちょっとプロよりの商品だから、各社ともあんまりパンチの効いた名前にはしない傾向。SONYの「α」をどう判断してよいかわかりませんが、VAIOとかROLLYとかと比べると、意外と一眼レフの名前は凝ってないなという印象。だからシェアが低い???そんなバカな。Fujifilmは一眼レフもFinePixなのか。

コンパクトデジカメはどうかというと、

ニコン:Coolpix
キヤノン:Power Shot, IXY
SONY:Cybershot
Olympus:μxxx
Pentax:Optio
Richo:Caplio
Panasonic:Lumix
Fujifilm:FinePix

コンパクトデジカメの名前は、より大衆向けを意識してか各社ともなじみやすい感じの名前をつけてますね。僕が一番最初に買ったデジカメはCybershotの200万画素のやつでしたが、結構気に入ってましたね。そういわれてみると「Cybershot」という名前に惹かれて買った記憶もある。

Pentaxの「Optio」ってなんかすごくいい名前ですね。ちょっと見てみようかな。

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<追伸>
ニコンの攻勢もすごいですが、なんか最近では「安い入門機種を作るところ」みたいな印象がでてきてしまっている。D40でぐわーっと行ったので、あんまりハイエンド用機種には焦点が行きませんね。安く良い物が手に入るのは消費者としてはいいのですが、企業としてはそこからのイメージをチープに見せたくないはずなので、その辺のバランスが難しいですね。SONYのαはすごくポップな一眼レフという印象。「誰でも簡単に」っていうのがコンセプトなのでしょうね。