2008/02/08

20億個のトランジスター搭載のIntel Itanium

最新のIntel Quad Core Itaniumは、20億個のトランジスターで形成されているそうです。トランジスターの個数からして、来る所まで来たなという感じはしますが、ロードマップとしてはまだまだ先があるみたいですね。


黒いところは Cache(キャッシュ)と呼ばれるところで、CPUのメモリ領域のことです。20億個のトランジスターのほとんどはこのCacheで、CPUコアの部分と比較してみると、そんなに複雑な構造はしていません。それでも、微細化を重ねた結果が結集された物であることは間違いありません。ちなみに他のプロセッサーのトランジスター数は以下の通り。20億個はまさしく桁違いです。

AMD Phenom :4.6億
PS3 GPU:3億
Sony Cell:2.34億
Xbox 360 GPU:2.32億

インテルは最近のAppleのような華々しさはありませんが、着実に技術躍進をしてます。半導体の、特にプロセッサー関連は、生半可な知識では開発することができません。世界一の開発環境を求めて、世界中の優秀な技術者が集まる。インテルってそんなところです。毎日課題・問題だらけなんだろうけど、楽しいんだろうなきっと。

<関連記事>
初心者の為の更に簡単なBittorrentの使い方
Geocachingでとうとうお宝発見
Gmailの知られていないちょっと便利な機能

<追伸>
たまに超能力について考えてみることがあります。手も触れずに何かを動かしたりする「見えない力」は存在するのかどうかとか。実際のところ、磁石の磁力は見えないけれど物を動かすし、電波を使って通信できたりもするので「見えない力」自体は良く考えると珍しくもないのかなと思います。でも、科学で立証できる力とそうでない力があるのも間違いありません。例えば、恋人同士の間に働く恋の力とか、子を思う親の愛の力とか。見えないんだけど、そこには確かになにか力が作用してて、その見えない力で人は引き合っている。それってなんなんだろ。考えても答えはでないんですが、考えれば考えるほど不思議です。