2008/02/26

NVIDIA GPUプログラミング統合開発環境「CUDA」Mac版リリース

NVIDIAがCUDA(Compute Unified Device Architecture)というGPUの開発環境を、2007初頭に発表しました。そのMac版がリリースされたようです。今のところ、CUDAに対応しているVideoカードを搭載しているのは「Macbook Pro」と「Mac Pro」だけのようです。


さて、CUDAは何かというと、Videoカードに搭載されているGPU(Graphical Processing Unit)でプログラミングをする為の開発環境のことを指します。GPUは普通はCPUからの指令で、画像処理演算などを行います。画像処理演算という限られた用途を目的として設計されているので、汎用性の高い動作はできないのですが、その演算能力はかなりのものです。その高度な演算能力をユーザーに解放しようという試みが「CUDA」です。

詳しい説明はこちらを参照。GeForce 8800はアーキテクチャーとしては、PS3に搭載されているCellにそっくりというのが面白い。マトリックス演算を得意とした子CPUがたくさんいて、それを取りまとめる親CPUがいるというのは、まるっきり同じですね。パラレルプロセッシングは、こういう形態が一番やりやすいのかもしれません。

Manoi PF01をいじくりだしてからというもの、PS3でのプログラミングがほったらかしになってしまいました。素数演算をするには大規模な余り算を実行する必要があって、それをする為にFFT変換が必要だ、というところまで調べたのですが、それを並列プログラミングでどう効率良く計算するのかが、全くわかりません。なので、FFE変換を勉強しようと思って本を買ったのですが、そこで止まってしまているというのを、今思い出した。ちゃんとやらなきゃなぁ。

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<追伸>
先日、僕が参加してるサークルで、今回初参加のメンバーから「昔XX高校で11番付けてたでしょ、私ファンだったんだ」って言われました。そんなこと言われて気分が良くなって「あーそーかい」って感じで連絡先を渡したのですが、2日経っても連絡無しです。どういうこと?人違いだったということを後で気づいた?2日経って連絡が無いってことは、一生待っても来ないってことだと割り切った。幻聴でも聴いちゃったかな、たぶん。気分が良かったはずなのに、この胸のもやもやは一体なんなのか。