2009/07/22

Arduinoの開発環境構築はすげぇ簡単

Arduinoのボードが届きました。ホントに基板のみで、説明書も何もなしでした。
Arduino Duemilanove

開発環境はここからダウンロード。

Mac用の開発環境インストールはここを参照。ボードの種類Arduino Duemilanoveだったので、4)の電源のジャンパーピンはなにもしなくてよかった。USBケーブルを接続すれば、電源が勝手に入ります。後は手順通りやればOK。


最初のサンプルコードをロードしてみました。メニューから選ぶだけですね、すごく簡単。USBポートの設定がちゃんとできていれば、プログラムを開いて、「Upload to I/O Board」を押すとプログラムがボードにロードされます。このサンプルプログラムは外部トリガーは必要なく、自動で動き始めます。まあ、恒例のLEDが点滅するだけですけどね。ここまでたどり着くのに、大した時間は費やしませんでした。開発環境をダウンロードするのが一番時間かかったかな。

あとは、サンプルコードコードリファレンスボードの回路図を見ながらアプリケーションを作っていくだけですね。特にプログラミングを知らなくても、コードを見るだけで何をしているのかが直感的にわかるので、誰でもできると思います。I/Oの指定とかも難しく無いし、通信系のライブラリも揃っているので大きな問題はなさそう。でも、多少はハードウェアの知識が必要かな。何にも基礎が無い場合は、有識者に聞きましょう。多分非常にわかりにくく説明してくれると思う(ハードウェアってそんなもんです)。

マイコンってなんだ?っていう興味がある人は、ぜひ飛び込んでみてはいかがでしょう。ボード代の3,200円は自己投資としては安い方だと思う。

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<追伸>
やり直しが難しいハードウェアはシンプルに、やり直しが簡単なソフトウェアは複雑に、ってのが理想なんですが、仕様を詰め込み過ぎるとどうしてもハードウェアが複雑になってしまいます。冗長性とかを考えるとハードはシンプルな方がいいんですけどね。まあ、やり直しが難しいだけに、最初にいろんなものを詰め込みたくなる気持もわからんでもない。でも、最近はソフトウェアじゃ製品の差別化ができないので、ハードを積極的に進化させるところもあるそうで。ネットワーク業界なんか、そうみたいですね。ハードウェアでパケットをどれだけ速く処理できるかで性能が決まるので、もの凄く複雑なハードウェア作ったりしてるようです。それもそれで面白そうだなぁ。