2007/05/29

キーボードを高速で打つガンダムパイロット

最近知人の影響もあり、「ガンダム Seed Destiny」をTsutaya DISCASで借りて観ています。まだ、最初の数話しか観ていませんが、ストーリーもかなりシリアスで、戦争の狭間に置かれている戦士の心情をよく表現していると思います。僕は別にアニメオタクでもなんでもないですが、結構面白いです。はっきり言って、子供が観て理解できる様な代物とは思えません。


ストーリーが洗練されている。
登場人物もかっこいい。
ガンダムもかっこいい。

しかし、僕は一点非常に気にかかるところがあります。こんな穿った見方はよくないと思いますし、そこを詰めてもしょうがないとは思うのですが、エンジニアとして非常に気になる点がある。

それはどこかというと、主人公がガンダムで戦闘中にコックピット内の風景がでるのですが、その時主人公が「キーボードをすごい速さで打っている」のです、しかもノールック、しかも片手。何を打っているのだ!?

僕の単なる邪推ですが、ガンダムほどのロボットとなると、恐らく数百個規模のアクチュエーターで構成されていて、それが全てコンピューターで制御されていると推測できます。戦闘中にあれだけ複雑な動きをさせる場合、人のコマンド操作が制御系に介在できる余地はなさそうです。

可能性としては、武器の設定とか。何の武器のどのモードを使うか、とかは人が選択しなければならないので、十分可能性があります。しかし、それをするにしてもキーボード打ち過ぎです。一秒を争うモビルスーツ同士の戦闘です。ぜひショートカットコマンド導入して、最小限のキータッチとなるようにしておいてもらいたい。GUIとか音声認識にするとベスト。あれくらい科学が進んでいれば、脳からの指令で直接コンピューターを動かすことも可能であろう。

昔よく見た近未来の映画などでも、科学者がキーボードを高速でバシバシ打って敵と戦ったりします。結構僕はそういうのに憧れを持ってました。現在はエンジニアとして働くことができて、一日中PCの前でカタカタとキーボードを打ってます。しかし、実際のところプログラミング等をする時は、そんなに高速にキーボードを長々と打ちません。部分毎に仕様を確認しながら作っていくので、むしろ考えている時間の方が長いかもしれません。

どちらかというと、ブログの様な文章を書いている時の方が、かなり高速にキーボードを打っていると思います。もうかれこれ10年以上はキーボードに慣れ親しんでるので、はたから見ると超高速です(今となっては珍しくもなんともない技能だが・・・)。一応子供の頃の願望は叶えているのかもしれませんが、思い描いていた華やかさがまるでない・・・

という切ない想いを動画にしてみました。



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<追伸>
最近はGranuate&Burst Lifehackが流行ってます。自分に与えられた仕事を細かく細分化して、小間切れになったタスクを一つずつ高速で片付けて行くという手法です。タイマーとかセットしておくと、短い時間で集中して作業ができるので、かなり仕事が捗ります。ついつい違う事をして時間をつぶしてしまったり、後回しにしてしまうことが多々ありますが、いろんな手法を取り入れて、帰宅時間を後一時間減らす努力をしてみてください。