Appleの環境への取り組みが発表されています。
・CRTディスプレイ廃止(2006年に既に実施)
→標準的なCRTディスプレイには1.36kgの鉛が使われている
→初期のCRT型iMacには484gの鉛が使われていた
→LCD型iMacには1gの鉛しか使われていない
・LCDディスプレイをLEDバックライトに変更(2008年までに全て変更)
→LCDの製造工程では水銀が使われるが、LEDバックライト型では水銀は不要
→iPodは既にLEDバックライト使用
・2010年製品リサイクル率を30%*到達
*製品寿命7年とした場合のリサイクル率
環境を考慮した製品開発していく姿勢は素晴らしいです。
LCDディスプレイには1.36kgもの鉛が使われている、という事実には驚かされました。半田のリール何個必要なんだよって感じ。
iPodがすでLEDバックライトを使用しているというのも、驚きました。数量が出るiPodで実績を作っておけば、他の製品にも適用しやすいですからね。ちゃんと考えて開発しているなー、という印象を受けます。
製品開発は「その場しのぎ」な事をしていると、徐々に開発における選択肢が狭まってしまうので、将来を見越してちゃんとロードマップを引くという、当たり前で基本的なことをAppleはちゃんとやれているところが、企業として素晴らしいですね。また一度引いたロードマップをちゃんと遂行できている(できているところだけ見せている?)のも偉いです。
リサイクル率は、将来的にもっともっと上げていって欲しいですね。
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<追伸>
EOS Kiss Digital X到着!とりあえず身の回りにあるものを撮ってみた。今後Flickrにてどんどん写真公開していきたいと思います。